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名探偵コサカ

小坂「〇〇おそいなぁ、、、」

こんにちは。私は小坂菜緒って言います。

今は日向大学に通っている大学生!

そして入学の時から付き合っている宮田〇〇と同棲中なんです。

今日は大学もお休みでずっと一緒にいられると思ったのにバイト先から連絡が来ちゃって、、、

急に先輩の人がお休みしちゃってシフトに入れないかって、、、

と言うわけで今はお家でひとりぼっち。

はぁ、、、

少し買い物にでも行こっかな。

うーん、、、そうや!

近くのショッピングモールの本屋さんに行こ!

名探偵コナンの最新刊を買いに行こ〜♪


ショッピングモール

僕なんか〜♪ フンフフン〜♪

いや〜最後の一巻なんてラッキーやったなぁ♪

帰ったら〇〇にも読ませてやろ〜♪

、、、ん?

あれ?あそこにおるのって〇〇やん!!

バイト早く終わったのかな?

おーい、、、、、、え??

〇〇の隣にいる綺麗な人誰や、、、?

しかも仲良さそうに話してるし、、、!!

帰ったらコナン読ませる前に問い詰めな、、、!!


自宅。

こんにちは、宮田〇〇っていいます!

今は彼女の菜緒が待つ家に帰宅中です!

バイト先から連絡が来たって言う嘘ついちゃったけど、、、

まぁいいサプライズが出来そうだよな〜。

おっと。

そんなこと言ってる間に家につきました。

ガチャッ

〇〇「ただいまー。菜緒いるー?」

あれ?返事がないな、、、

いつもだったら玄関まで走ってくるんだけどな、、、

僕はリビングの扉を開けた。

ガチャッ

〇〇「菜緒ー?ただいまー、、、え?」

なんか、、、探偵のコスプレしてる、、、??

菜緒「おかえりなさい、被疑者さん。」

〇〇「誰が被疑者じゃ、、、
   っていうか何やってんの菜緒?」

菜緒「ちっちっち、、、今の菜緒はただの菜緒やない!
   名探偵コサカや!!」

〇〇「、、、、、、、、、」

菜緒「、、、なんか言ってやー!
   なんか恥ずかしくなるやろー!!」プクッ

そう言ってほっぺたを膨らませる菜緒。

いつもの事ながら可愛すぎる、、、

〇〇「、、、っていうか被告って何の罪?」プニッ

僕は菜緒のほっぺたを右手で挟みながら聞く。

菜緒「、、、にゃおという彼女がいにゃがらも
   浮気したちゅみや。」

〇〇「浮気?」

菜緒「しょうや、、、っていうかやめんか!!」

僕の手を振り払いながら続ける。

菜緒「先ほど菜緒はショッピングモールで
   買い物をしていました。」

なんか推理ショー的なやつが始まったんだけど、、、

ショッピングモールで買い物?

うーん、、、あっ!

なるほどそういうことね笑。

菜緒「なにニヤニヤしてるんや!!
   菜緒はめちゃくちゃ真剣なんやぞ!!」

菜緒「コホンッ、、、えーっと!そういうわけで
   菜緒は〇〇被告の起訴を提案します!!」

〇〇「起訴って、、、さっきコナンでも読んだ?」

机の上に今までなかった最新刊が置いてある。

僕が帰ってくる前に読んでたな、、、

菜緒「まずはさっきの女の人について話すんや!」

〇〇「僕の姉ちゃん。」

菜緒「、、、、、、え?」

〇〇「菜緒に写真は見せた事ないけど話はした事
   なかったっけ?」

菜緒「たしか、、、まなもさん、、、?」

〇〇「そう。2個上だから今は大学の4年生。
   えーっと、、、この人。」

菜緒「、、、、、、////」

菜緒の顔が見る見る赤くなっていく。

どうやら自分の勘違いに気づいたらしい。

菜緒「そっ、、、そうや!!
   バイト先からの電話ってのはなんや!!」

あっそうか。

それもまだ言ってなかった。

9月7日までは黙っていたかったけどなぁ、、、

誤解を解くためにはしょうがないか、、、

〇〇「あー、、、実はちょっとした買い物にね。」

菜緒「、、、嘘つかなくちゃいけないくらいの
   買い物なん?やっぱ浮気相手の、、、!!」

〇〇「ちがうわ!これ買いに行ってたの!」

そうして僕はポケットから一つの箱を出した。

〇〇「ほんとは菜緒の誕生日に渡す予定だったん
   だけどね。はいこれ!」

菜緒「これってペアリング、、、?」

〇〇「うん。たしかこの前のデートの時さ、、、」


菜緒「やっぱりコナンは最高やー!!」

これはコナンの映画を2人で見に行った時のこと。

菜緒「キールが大活躍やったし、スピッツさんの
   主題歌も最高やったな〜♪」

〇〇「ね!あと2、3回は見れるな笑。」

菜緒「そやな〜♪」

そうして帰りにショッピングモールで買い物でもしようという話になった。

〇〇「今日のご飯は何にしよっか。」

菜緒「そやな、、、ハンバーグとかどうや?」

〇〇「おっ!いいね!」

ショッピングモールに併設されたスーパーで食材を買って出口に向かう途中、、、

〇〇「こんなところに新しいお店出来たんだ。」

以前までは空きスペースだった所に新しいお店ができている。

どうやらネックレスや指輪などを売っているお店のようだ。

菜緒「そやね、、、」

ガラスのショーケースに並んでいる指輪を見ているようだ。

視線の先にあるのは、、、

2つで1セットのペアリングだ。

〇〇「菜緒?」

菜緒「、、、あっ!ごめんごめん!」


〇〇「って事があったでしょ?」

菜緒「何でそんなこと覚えてるん、、、///」

〇〇「その時のペアリングを買いに行ってたの。」

菜緒の目が少しずつ潤んできた。

〇〇「1人でああいうお店に入るのは気まずかった
   から姉ちゃんにも来てもらったの。」

菜緒「、、、そうやったんや。」

〇〇「、、、心配かけてごめん。」ギュッ

菜緒「、、、菜緒も疑ったりしてごめんな。」ギュッ


菜緒「ふんふ〜ん♪」

〇〇「めちゃくちゃ気に入ってくれてるね笑。」

菜緒は右手の薬指にはまっている指輪を眺めている。

菜緒「だって初めてのお揃いやし〜♪
   それに次は反対の指にはめてくれるやろ?」

〇〇「反対の指って、、、///」

菜緒「あははっ!顔赤くなってるで〜♪」プニプニ

〇〇「うっせ、、、///」


〈あとがき〉
ひなこい×名探偵コナンって凄すぎる、、、

自分も最近、コナンの映画を見たのでめちゃくちゃ嬉しい!!

だけどあんまり名探偵コサカの面を出せなかったかな笑。

今度はちゃんとした推理的なやつを書いてみたい!

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