僕の職業がアイドルのマネージャーになりました。EP2
前回はこちら!
丹生「〇〇さんのお姉さんって白石麻衣さん、、、」
〇〇「さんが多いな。」
蓮加「でも最初に聞いた時はびっくりしたよね〜。」
丹生「なんで教えてくれなかったんですかぁ〜!」
〇〇「てっきり知ってるものだと、、、
菜緒も愛萌も知ってたからな〜。」
蓮加「たぶん丹生ちゃんくらいだね。
白石姉弟のこと知らなかったの笑。」
丹生「、、、なんか急に恥ずかしくなってきました///」
蓮加「で、その次の日に事務所に来たんだっけ?」
〇〇「そうそう。」
2020/04/03
昨日、僕は姉の白石麻衣から乃木坂46のマネージャーに任命された。
そしていま、僕は姉の車で乃木坂46の事務所に向かっている。
不安すぎて怖い、、、なんで僕みたいなのが、、、
唯一、安心なのが隣に幼馴染のあやめがいること。
あやめ「緊張してる?」
〇〇「そりゃするでしょ、、、震えが止まんない、、、」
麻衣「〇〇は緊張しいだからね〜。
もっと自分に自信持てばいいのに!」
〇〇「持てないよ!僕みたいな3軍男が、、、」ブルプル
そもそも僕は人付き合いが苦手だ。
あやめと和ぐらいしか素でいられる友達がいない。
ちなみに僕とあやめは学校を休んでいるため、和はおそらく1人、、、
その頃、井上和は。
和「、、、、、、さみしい、、、」グスッ
〇〇とあやめがいないため、1人で寂しがっていました。
場面は戻り、麻衣の車内。
〇〇「あー、、、どうしよ、、、」ブルプル
いまだに震えている〇〇。
あやめ「もぉ、、、しょうがないなぁ、、、」ギュッ
〇〇「、、、あやめ?」
あやめが僕の手を握ってくれた。
あやめ「事務所に着くまでね、、、///」
〇〇「、、、ありがと///」
麻衣「はぁ、、、弟たちが可愛すぎる、、、💕」
事務所前。
麻衣「はーい着いたよー!」
〇〇「、、、ありがとあやめ///」
あやめ「、、、どういたしまして///」
麻衣「、、、、、、」パシャ パシャ パシャ パシャ
乃木坂46の事務所前で照れる高校生2人と
その写真を無言で撮る白石麻衣、、、
何この状況、、、
事務所内、廊下で。
麻衣「今日はちょうど事務所にみんなが
集まるんだよね〜。」
あやめ「集合時間まであと30分くらいですよね?」
麻衣「そうだね〜。でもその前に〇〇の事を
紹介しとこうかなって!」
あやめ「なるほど〜。」
〇〇「、、、、、、」ガクブルガクブル
そうして集合時間になり、ある部屋にメンバー全員が集まった。
姉ちゃんは僕と一緒にある人を待つらしい。
そのため、あやめとはここで少しお別れ。
麻衣「みんなどういう顔するかなー、、、」
〇〇「そりゃあこんな滑稽な男が入ってきたら
笑うに決まってるでしょ、、、、」
麻衣「もう!
なんでそんなにネガティブなのかな、、、」
〇〇「生まれつきですよ。」
そんなこんなしていると、、、
??「おっ。君が白石の弟くんか。」
〇〇「あっ、、、はい、、、」
〇〇は1人の中年男性に声をかけられた。
この人誰なんだろう、、、
麻衣「あっ!今野さん!
そうなんですよ〜かっこいいでしょ!」
今野さん、、、どこかで聞いた事あるような、、、
今野「白石譲りの綺麗な顔してるな〜、、、
弟くんもアイドルすればいいのに。」
麻衣「でしょー!
姉弟で雑誌とか載りたかったな〜、、、」
〇〇「いやそんな無茶な、、、
それよりこの方って何という、、、」
麻衣「あっ紹介してなかったね。
この人は今野義雄さん!
簡単にいえば乃木坂のトップかな!」
〇〇「えっ、、、すみませんでした!」ペコッ
今野「おおぉ、、、どうしたの笑?」
〇〇「いや、、、知らなかったとは言え失礼な
態度をとってしまって申し訳ありません!」
僕は深々とお辞儀をして謝罪をした。
今野「、、、白石。」
麻衣「考えてる事は分かりますよ。」
今野「〇〇くんいい子だなぁ、、、!
高校生になったばかりだというのに
礼儀がしっかりしてる。」
〇〇「いや、、、そんな事は全く、、、」
今野「はっはっは!しかも謙虚と来たか!」
麻衣「自慢の弟ですよー!」
今野「って、、、もうそろそろ時間だな。行くぞ白石。」
麻衣「はい!それじゃ〇〇!少し待っててね!」
〇〇「、、、吐きそう。」
今野「えー今日はみんなにお知らせがあって
集まってもらった。
詳しい事は白石、頼んだぞ。」
麻衣「はい。」
一歩前に出て話し始める。
麻衣「みんなも知っている通り、私は今回の
シングルをもって卒業します!」
飛鳥「まいやん、、、」
麻衣「そんな顔しないの飛鳥!
それで、私が抜けた後にグループを支える
人を今回ヘッドハンティングしました!」
秋元「乃木坂を支える人?」
麻衣「そう!まぁマネージャーだね!」
松村「へぇ、、、それで誰がやるん?」
麻衣「気になるよね!それじゃあ入ってきて!」
あー死にそう、、、断っとくべきだったかな、、、
麻衣「それじゃあ入ってきて!」
うーわ、、、呼ばれたわ、、、
よし!!
もう腹括るんだ僕!!
笑われようが馬鹿にされようがもういい!!
〇〇「失礼します!」
ガチャッ
僕は扉を開けて姉ちゃんの隣に行く。
その間、僕は怖くてずっとメンバーの皆さんから逸らしていた。
そうして姉ちゃんの隣に着いた時、やっと目を開ける。
〇〇「はっ、、、はじめまして!
白石麻衣の弟の白石〇〇と申します!
今は高校に通う16歳です!」
僕は思いつきの自己紹介をする。
最初から捲し立てすぎたかな、、、
、、、あっ。
奥の方にあやめが座っているのが見えた。
僕は藁にもすがる思いであやめとアイコンタクトを取る。
〇〇(あやめ、、、大丈夫だったかな、、、?)
あやめ(うん!心配しないで堂々として!)
〇〇(ありがと、、、よしっ!)
僕はあやめに言われた通りに胸を張って堂々とする。
、、、幼馴染ならテレパシー的な事も出来ますよ?
麻衣「はい!私の可愛い弟を推薦しましたー!」
よし、、、笑うなり馬鹿にするなり叫ぶなり、、、
、、、あれ?
いつもだったら聞こえるはずの声が聞こえない。
普段だったら「きゃーー!」なり「うわーー!」なり聞こえてくるのに、、、
麻衣「もー!みんな〇〇にやられすぎだよ!」
樋口「流石まいやんの弟っていうか、、、///」
星野「、、、かっこよすぎて顔見れない///」
麻衣「でしょー!
私の〇〇って本当に完璧なのよね〜💕」ギュッ
〇〇「ちょっと、、、皆さんの前でやめて、、、///」
生田「あー!照れてるのかわいいー!」
高山「見た目は大人っぽいのにギャップが
あっていいねー!」
麻衣「おっ!かずみん分かってるね〜!」
〇〇「もう、、、まじで恥ずかしい、、、///」
今野「ということで、これから〇〇くんがマネー
ジャーとして活動するからよろしくな。」
メンバー「はい!」
今野「それじゃあ今日は解散!」
〇〇の紹介が終わり、色々なメンバーと関わることに。
生田「ねぇ!〇〇くんってミュージカルは好き?
今度、私が出てるミュージカル来てよ!」
〇〇「生田さんミュージカルやってるんですか!?
是非見てみたいです!」
生田「うんうん!」
高山「〇〇くん本とか読むかな?
実は私の書いた本があってね、、、これ!」
〇〇「高山さんって本も書かれているんですか!
多才なんですね、、、!!」
高山「そんなことないよ〜///
あと私のことはずーさんって呼んで!」
〇〇「、、、、、ずーさん///」
高山「かわいいー!!」ナデナデ
ツンツンッ、、、ツンツンッ、、、
〇〇「はい、、、えっと、、、与田さんですよね?」
与田「これ食べる?」
なんだろうこれ、、、干し芋?
与田「これ美味しいんだよ〜!」
〇〇「じゃあいただきます、、、美味しい!!」
与田「おいしいよねぇ〜」
梅沢「〇〇くんって大きいね〜。」
〇〇「一応180近くあるので、、、笑。」
梅沢「人を見上げるの久々だ笑。」
〇〇「でも梅沢さんみたいに身長高い女性って
かっこいいですよね!」
梅沢「そうかなぁ、、、///」
与田「ふんっ、、、、ふんっ、、」ピョンッ ピョンッ
久保「与田?ジャンプしても身長は伸びないよ?」
清宮「ねーあやめちゃん!
あのスタイルでまだ16歳って凄いね!」
掛橋「ね!しかも凄い人当たりもいいんだね!」
柴田「これから楽しくなりそうだな〜!」
あやめ「、、、そうでしょ!」エッヘン
清宮、掛橋、柴田「「「??」」」
なぜか胸を張ってしまうあやめちゃんでした。
帰りの車。
帰りも姉ちゃんの車であやめと一緒に帰る。
〇〇「でもいい人ばっかで良かった、、、」
あやめ「不安だった割に結構打ち解けてたよね?」
〇〇「うん!
今度の休みに高山さんに本を借りるし、
生田さんのミュージカルは4期生の方と
観に行くことになったんだ〜。」
麻衣「、、、〇〇って意外とコミュ力あるのね。」
あやめ「周りから寄ってくれば大丈夫なのかな?」
〇〇「僕も意外とやれるってことに気がついた。」
あやめ「、、、でもちょっと寂しいな。」
〇〇「なにが?」
あやめ「〇〇の友達は私と和ちゃんだけって
いうのが、、、いや。なんでもない。」
〇〇「、、、そんなこと考えなくてもさ。
あやめと和は僕にとって一生の親友だから。」
あやめ「、、、、親友かぁ、、、」
〇〇「ん?」
あやめ「んーん。何も言ってないよ〜。」
麻衣「、、、、、、青春ねぇ💕」
〇〇宅。
〇〇、麻衣「「ただいまー。」」
あやめ「お邪魔しまーす。」
僕の家で少しだけ休んで行こうって話になった。
〇〇母「3人ともお疲れ様!お客さん来てるわよ〜。」
〇〇「お客さん?」
あやめ「誰だろうね?」
ダダダダッ、、、
和「2人共ー!!会いたかったよぉー!!」ギュッ
〇〇「ふげっ、、、」
あやめ「きゃっ!」
和「2人共、、、今日いないからぁ、、、
私ずっと1人だったのぉ、、、、、、」グスッ
〇〇「あっ、、、」
あやめ「ごめんね、、、」
和「寂しがっだぁ、、、、、、」グスッ
〇〇「和ごめんな、、、」
あやめ「寂しかったね、、、よしよし。」ナデナデ
〈あとがき〉
後先考えずに書いてるので過去作とのタイムパラドックスが起きてるかもです。
気にせずお読みくだされ、、、
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