【風俗嬢】心の底から困り果てた、お客様からのプレゼント（２）

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風俗嬢は、お店の人がわでありながら、お客様からやたらとプレゼントを頂く職業です。

通常、よっぽどの親しい間柄の常連さんでない限り、店のスタッフにプレゼントなんてしないのですが、

風俗のお客様に限っては、初回指名だろうが何だろうが、プレゼントを用意してくださる方はかなり多いです。

今日は、そんななかで、過去困り果てた「プレゼント」についてお話しします。

この記事を読んだあなたは、ぜひ、

オキニにこのようなものをわたすまえに、どうか思いとどまってくださいませ。

元嬢がそうとうこまったプレゼント（２）壮大な物語

写メ日記を読み込んで、なぜか「私に会いたい」と思ってしまった、遠方のお客様がいました（片道６時間のところに住んでいる）

初指名を頂き接客した際は、

「ふつーの人」だったんです。

ところがである。

写メ日記に毎日のように、コメントやメッセージが届くようになりました。

最初のころは「寒いですね、風邪ひかないようにね」などライトだったのですが、

しばらくたってから容体が急変しました。

お客様コメント
「二人で過ごしているときの妄想をしながら、次会えるのを楽しみにしてます」

だけならまだ、よかったのです。

お客様コメント
「次は貸切ります！プレゼントを持っていきますね」

も、別によかったのです。

しかし、なんせ遠方すぎるため、そう簡単にお客様は店にこれませんから、妄想が過ぎて、

「デートプラン」「日帰り旅行プラン」の詳細が送られてくるようになりました。

恐ろしいことに、当時の私の店の写メ日記は「お客様のコメントは全公開」で、

わたし以外にも読めてしまうシステム。

写メ日記にいつも感想やメッセージを送ってくるお客様は、
👇の記事のように、対応に困ってしまうのですが、

このお客様も、ひどかった。

デートプラン、旅行プランだけならまだいいとして、

詳細な描写がまた、

エロ同人の夢小説

みたいだった・・・・

彼の小説のなかでは、

わたしは非常に寛容でおおらかであり、
なにをしてもおこらず

ワタシと向かい合ってオデン鍋をつついている彼は

・・・ああ、もうええわ、彼じゃなくて、オッサンにしとこ（そのお客様は、元嬢とほぼ同年代。元嬢はオバハンだから、オッサンでええわ）

-----ここからドリーム----

オッサン「寒い日のおでんはええなぁ～つぎハンペンにしよかな」

ドリーム元嬢「とってあげるわよ♪」

オッサン「いやいや、自分でとるよ・・・・

（フニ）（箸でものをつかむ）

・・・おっとと、まちがえちゃった♪

元嬢チャンのパイだったわ♪」

ドリーム元嬢「イヤンエッチ♪」

----ドリームここまで----

まてい
妄想まてい！ストップ！

もう待っても無駄だ、全世界に向けて公開されちまった・・・

あかん、てきとうに返事しとこ

お返事カキカキ「そんなあたたかい冬もいいですね♪」

短いけどこれでええか

・・・・

そして、このストーリーは「かるく６０回以上の連載となった」

終盤スタッフさんからふるえながらこのように言われました。

「おれら、お客さんの顔知ってるからなんとも言えないんですけど、

元嬢さん災難っすよね！

もうコメント書けないようにします？

おれらも、最初は面白かったけど、そろそろ胸やけがします」

※嬢が書く日記やコメントは、比較的スタッフさんの指導は入りませんが、
お客様が書くコメントは、お店の検閲が入ることがほとんどです。
アップされる前に、スタッフが読んでいるのです。
運が悪けりゃ、今回のようにスタッフみんなで回し読みされますし、
読んでて不愉快な表現と見なされれば、改造されたり、削除されたりします。

今回、元嬢はお客様から「何をしても怒らない女性」認定をされていたようです。

しかし、この妄想は、史実通りならこうなります。

-----ここから現実----

オッサン「寒い日のおでんはええなぁ～つぎハンペンにしよかな」

現実の元嬢「直箸やめて」

オッサン「わかった・・・・

（フニ）（箸でものをつかむ）

・・・おっとと、まちがえちゃった♪

元嬢チャンのパイだったわ♪」

現実の元嬢「オイコラ直箸アカンいうたやろ！
おまけに、人の服に、なにおでんの汁つけてんねんコラ」

----現実ここまで----

後日、元嬢の写メ日記部分から、「お客様がコメントできる機能」が削除されました。

（教訓）

２人の物語というものは、片方だけがハイテンションで「こうであれ！」と思いながら作ってはいけません。

どちらか片方が、ひとりの時間に練り上げてはいけません。

なぜなら、二人が一緒にいる時間に作るから「二人の物語」になるのであって、

「俺物語」を渡すと、

細かければ細かいほど、長ければ長いほど

望まない未来がてんこ盛り。

それはもはや「俺のオ●ニー集」と化すからです。

手書きの何かを渡す前に、

好きな人に、「俺が描いた、オ●ニーのモトネタストーリー」を見せていることに気づきましょう。

せめて、第三者に見られないように、秘密にしてください。

手書きのストーリーを渡して許されるのは、本当に確実に結ばれているふたりの間だけ。

それも、別れ際にはネタにされるので、形にしないほうが無難です。