気功についての科学的考え方
気功をするにあたって、意識した部位に温感を発生させたり感覚(触感)を伴わせられることの理屈を、科学的側面で考えてみる話。…科学というより心理学方面かと思われますが!
「意識して身体の部位を温められるはずがない」
「才能が無いから気の感覚を得ることができない」
という悩みのある方向けの内容になります。
私は専門家でも専門知識を十全に備えているわけではないので、情報や理屈に不備があるかも知れません。あくまで「そういう考え方もできる」という、"考え方"の提示といった内容になります。
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じゃん!
・『自律訓練法とは?効果や実践方法について解説』
・『体を温めてリラックスする方法 ストレスや緊張による冷え対策に』
初っ端から引用失礼。素人が拙い知識を絞り文を構築するより外から持ってきた方が何かと問題が無くて済むかと思いまして。
さて、タルパーなら恐らく一度は聞いたことがあるであろう自律訓練法です。
こいつは自己暗示を利用して意識的に身体を温めることができる技法です。
リラックスすることで副交感神経を優位にし、手足を意識することで温めることができます。
科学的(心理学的)に、気功の技法はこれに近いのではないでしょうか。
「意識して身体の部位を温められるはずがない」
「才能が無いから気の感覚を得ることができない」
そんなことはありません。自律訓練法という、意識して身体を温める技法が科学にはあるのですから。
そして触感も、暗示を用いて人は物理的には無い感覚を得ることが可能です。
暗示とは、簡単に言うならば『思い込み』の力です。「ある」と思うことで逆理的に感覚を得る…といった寸法です。
気功も『「温かい」と思うこと』『気の感触がする』と思うことで感覚を発生させますよね。気功の方での理屈はもしかしたら違うかも知れませんが、この際細かいことは問題ではありません。
重要なのは"可能である"ことなのですから。
しかし、「温感はまだしも、気の触感を感じられたことがないから思い込むにしても感覚の想起ができない」という問題があります。
これに関して、私が個人的に気の触感っぽい感覚を見付けましたので共有致します。
ズバリ、お風呂です。
湯船の中で手を動かしてみてください。お湯の柔らかい抵抗感と感触がしますよね。
これが、気の反発感や感触に近しいと私個人は感じました。
擬似的に気の感覚がどんなものなのか、これで体験することができますね!
この感覚を参考に、気を手で練る時にお湯の感覚を想起しながら行うと、もしかしたら捗るのではないでしょうか。ポカポカな温感もセットで想起できて一石二鳥!
気功は繰り返し訓練することで鍛えられ、感覚を得られるようになります。
暗示的側面では、繰り返し訓練することで非暗示性(暗示のかかりやすさ)が鍛えられ、感覚を得やすくなることでしょう。
自律訓練法的には、訓練によりリラックスするコツを掴めれば捗るようになる、ということになります。
いかがでしょうか?
この内容が少しでも参考になりましたら幸いです。