魅惑のウズベキスタン 1 ショルマに救われた夜
(3年前の旅を振り返っていくよ〜)
2019年3月11日出発
日記を見直してびっくりした。前日まで高校の友達と温泉旅行に行っている。しかもほとんど寝てない。なんなら1週間前まで沖縄に行っている!
なんてこった、一体いつ荷物を準備したんだ。旅行のためのエネルギーは無限にでてくる、、、わけじゃない。笑
いつも無謀すぎる。
そんなわけでこの旅も、疲労感とちょっぴりの罪悪感を抱えて始まった。
大好きな旅の始まりは、不思議と心がざわつくことが多い。
飛行機
【アシアナ航空 往復110,200円】
成田発13:50ー仁川空港(1時間半)ータシュケント20:50
(日本時間24:50)合計約10Hのフライト
アシアナ航空の機内食 これめちゃくちゃ美味しかった
旅の恒例、飛行機の中で付け焼き刃のウズベク語の勉強
「アッサラームアライクム」(こんにちは) 「ラフマット」(ありがとう) 「ハイル」(さようなら)
「ヤフシ」(いいね)
「マザリ」(美味しい!)1番大事
とりあえずなにか話せる言葉をもっておけばなんとなく現地の人と話せる気になる。そしたらそれなりに、「ちゃんと旅してるな〜」っていう根拠なき自信になるのです。笑
タシュケント到着
夜9時、とはいっても体感は夜中の1時。
真っ暗なタシュケントに到着。疲労と不安がどっと押し寄せる。
限界の頭と体、初めての国でのタクシー交渉はなかなかハードルが高い。
早速口の達者な若者がたくさん近づいてきて8ドルを要求される。相場は1ドル、知っていてもなかなか下げられない。
5ドルまで交渉したところでギブアップ…悔しい…
(旅行中は4ドルでも惜しいものです…)
値段が高い上に運転手の見かけが怖い…
不安と後悔を抱えながら乗車したタクシー。
窓からセンスの悪いネオンで包まれたタシュケントの街を眺めた。治安は良いと知ってきたけど、はじめてのイスラム教の国、全く通じない言葉。さすがにびびる。
ホテルに着くまで本気でどこかに連れていかれるんじゃないかって思っていた。口に出せないくらい怖かった。笑
ホテル到着
まあ、最悪の想像はほとんどの場合起こらないわけで。 驚くほどあっさりとホテルに到着。 European Backpacker&Sakura hostel ツインで1泊14ドル 安すぎる。
オーナーはいい奴っぽいけど「Only Japanese,we offer special!!」としきりに言ってくる。
ちょっと胡散臭い。 ホテルの名前にsakuraが入っていること自体、なんか胡散臭いし。笑
でも、いい人だった。温かいブランケットを出してくれた上に自分たちのために作っていた卵とトマトのスパイスたっぷりスープをご馳走ししてくれた。
初めての現地料理。温かいスープが疲れた体と頭に染み込んで、警戒心をときほぐす。忘れられない美味しさ。今思えば、のちに何度も感動するウズベク人の歓待に初めて接していたわけで。
スープにかけたパプリカの粉、美味しかったな。
食堂では隣でインド人グループが手でカレーを食べていた。
「僕たちはこうやってカレーを食べるんだぜ」と嬉しそうに自慢?される。終始笑い続ける可愛いひとたち。
ポテチを分けてくれた。彼らは労働者と言ってたかな。
ベッドに飛び込んですぐに気を失った、固いベッドも気にならないウズベク初夜。
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