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宇宙へ 株式投資【三菱重工】003 製品ラインアップ(ロケット)

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと「三菱重工」について詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

  ・会社四季報(東洋経済)   ・公式ホームページ(三菱重工)
  ・有価証券報告書(三菱重工) ・中期経営計画書(三菱重工)
  ・日本経済新聞 

 ちなみに冒頭の猫の写真は内容とは何ら関係ありません。単に私が猫好きなだけです。ご了承ください。

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(003)製品ラインアップ(ロケット)

H-IIAロケット

 H-IIAロケットは第1段・第2段・フェアリング・固体ロケットブースター(SRB-A)の各部で構成されており、液体水素/液体酸素を推進システムとして搭載している高性能大型ロケットです。標準型と呼ばれるH2A202型とSRB-Aを4本取り付けられたH2A204型がある。

 H-IIAロケットの第1段は、第1段の主エンジンである高性能なLE-7Aエンジン、エンジン部、液体水素や液体酸素を収容する推進薬系のタンク、各タンクを結合する中央部と第1段と第2段を結合する段間部から構成されている。

 H-IIAロケットの第1段には主エンジンの推力増強用として、 H-IIA用に新たに開発された固体ロケットブースター(SRB-A)が2本か4本取付けられている。

 第2段は、高い信頼性を有するLE-5Bエンジン、液体水素・液体酸素を収容する推進薬系のタンク、機器搭載部に格納されている電子機器などから構成されている。LE-5Bエンジンは再々着火を可能にしたエンジンで、様々な打上げミッションへの対応を可能にしている。


 H-IIBロケットは、H-IIAロケットの技術をベースに、ロケットエンジン推進力の増強や衛星フェアリングの大型化などで、大幅な輸送力アップを実現している。

 液体酸素と液体水素を推進システムとして搭載し、本体横には固体ロケットブースター(SRB-A)を装備している。推進力の増強を図るために、第1段にはH-IIAでは1基であった第1段液体ロケットエンジン(LE-7A)を2基搭載し、標準型で2本だったSRB-Aを4本装備する。また、第1段タンクの直径を従来の4メートルから5.2メートルに拡大し、全長を1メートル伸長することにより推進薬を約1.7倍搭載する。H-IIAにて培った技術と信頼性を生かし、低コストでの開発が実現した。

 国際宇宙ステーション(ISS)への輸送手段としての宇宙ステーション補給機(HTV)打上げに対応した。

H3

 国の基幹ロケットとしてJAXAと開発中であるH3ロケットにより更なる顧客満足度向上を目指す。H3ロケットでは、これまで以上に顧客に寄り添った打上げ輸送サービスを目指し、受注から打上げまでの期間を短縮し多くの打上げ機会を提供する。

 さらに、ハード面、ソフト面を改良しシステムの信頼性を更に向上させると共に、搭載する衛星にとって乗り心地の良い環境条件を実現する。様々な衛星の要望に対応できる使いやすいロケットです。また価格面においてもシステムのモジュール化 組立点検作業の自動化の推進や民生部品の利用で低価格化を実現し、H3ロケット試験機2号機の打上げは2024年2月に成功を収めた。

打上げ射場について

 H-IIAおよびH-IIBロケットは、JAXA種子島宇宙センター(TNSC)から打ち上げる。TNSCは鹿児島県の南部、種子島の東南端の海岸線に建つ世界一美しいと言われるロケット発射場です。この施設は1966年に宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構(JAXA))により建てられ、1968年から日本での主要なロケット打上げが行われている日本最大のロケット打上げ施設です。

 TNSCにはロケット打上げに欠かすことのできない各種施設が備わっており、円滑かつ安全な打上げ作業が可能になっている。H-IIAおよびH-IIBロケットはTNSC内の“大型ロケット発射場”から打ち上げられる。

主要設備

 1993年に建設されたH-IIロケット用射点は、H-IIAロケットの打上げ用に改修され、現在のH-IIAロケットはこの第1射点より打上げられている。その後、H-IIBの開発に伴い、第2射点が整備され、現在ではこれらの2つの射点が運用されている。この射場には、射点の他に大型ロケット組立棟、衛星組立棟、衛星フェアリング組立棟、移動発射台などがある。

 TNSCに搬入された衛星の打上げ前の最終的な組立や各種機能確認のために、衛星組立棟および衛星フェアリング組立棟を顧客に提供致する。衛星フェアリング組立棟にて衛星への推進薬の充填を行い、その後、衛星フェアリングへの収納を行う。

 大型ロケット組立棟では、顧客の衛星を格納したフェアリングを、ロケットに搭載する。この施設では衛星の搭載に先立ち、ロケットの第1段・第2段・SRB-Aなどの組立と、ロケットの点検・整備が行われる。

 ロケット組立棟には衛星を搭載したロケットを射点まで運ぶ可動式の発射台(移動発射台)が組み込まれており、その中に衛星の点検設備(GSE:Ground Support Equipment)を設置する部屋(与圧室)を提供する。与圧室に設置した顧客のGSEや、射場内のネットワークを介して、ロケットに搭載された後の衛星コントロール、モニターを遠隔にて行うことができる。また同様に、射点に移動した後でも衛星のモニターが可能。


  私は、種子島に行ってH3ロケットの発射を見てみたいと思います。種子島には宇宙関連施設の他に観光スポットとかあるのでしょうか。いろいろ調べてみようと思います。株式投資のための会社研究をする方法はいろいろあります。資料を見たり、その会社の本社や工場、店舗などを訪問すること。それから株主総会に出席したりするのも良いでしょう。しかしロケットには乗せてもらえないでしょうね。以前、お金持ちの有名人が宇宙に行った事が話題になっていました。宇宙飛行士の難関な試験をクリアーできなくても宇宙に行けるんだと思いましたが、お金が必要なんですね。なにか他にいい方法はないでしょうか。


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