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宇宙へ 株式投資【三菱重工】007UAE、次期UAE国家ミッションで三菱重工と再び提携

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと「三菱重工」について詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

  ・会社四季報(東洋経済)   ・公式ホームページ(三菱重工)
  ・有価証券報告書(三菱重工) ・中期経営計画書(三菱重工)
  ・日本経済新聞 

 ちなみに冒頭の猫の写真は内容とは何ら関係ありません。単に私が猫好きなだけです。ご了承ください。

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(007)UAE、次期UAE国家ミッションで三菱重工と再び提携

 アラブ首長国連邦(UAE)宇宙庁(UAE Space Agency、以下、UAESA) は三菱重工との打上げ輸送サービス契約を正式に締結した。

 今回締結されたこのパートナーシップは、UAEの画期的な小惑星帯の探査ミッションである「Emirates Mission to the Asteroid Belt(EMA)」に対し、三菱重工がH3ロケットによる打上げ輸送サービスを提供する。

 UAE宇宙庁は、EMAに向けて、シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下に敬意を表して名付けられた探査機「MBR Explorer」の開発を主導している。このUAEの旗艦ミッションは、火星ミッションであるEmirates Mars Mission(EMM)の後継ミッションと位置付けられており、2028年第一四半期に打ち上げられる予定。

 このミッションは、太陽系の基盤や小惑星帯で発見された生命の構成要素の存在と起源についての理解を深めるとともに、将来的に小惑星から資源を採掘する可能性に向けて基礎を築くことを目的としている。

 EMAは、13年のミッションで構成されている。6年間の宇宙船開発期間の後、7年間の火星の先に存在する主要な小惑星帯への飛行を行い、複数回の近接フライバイを行って主要な小惑星帯の小惑星を観測するとの特徴を有しており、最終的には7番目の小惑星であるジャスティシアに着陸する。

 本ミッションは、2018年に打ち上げられたKhalifaSat(ハリーファサット)、2020年に打ち上げられたEmirates Mars Mission(エミレーツ・マーズ・ミッション)に続き、三菱重工がUAE国家ミッションに対して提供する3回目の打上げ輸送サービス契約となる。

 三菱重工の打上げ輸送サービスは、H-IIAロケットとH-IIBロケットを使用して98%を越える高い成功率を誇っており、2005年以来、50回以上連続で打上げを予定通りに行い、高い顧客満足を実現している。今日、三菱重工のロケット開発と運用に関する技術とノウハウは、日本の新しいロケットであるH3の打上げ成功に生かされている。

 H3ロケットは、信頼性の高いH-IIAロケットとH-IIBロケットのレガシーを継承しており、より顧客志向で様々な打上げ要求に対応できるように設計されている。2024年7月1日にはH3ロケットの3回目の打上げに成功した。

UAE宇宙庁について

 UAE宇宙庁は、2014年の法令第1号により連邦法に基づいて設立された連邦機関で、宇宙空間に関連するすべてのプロジェクト、活動、プログラムを担当している。UAE宇宙庁は、国内の宇宙部門の組織化、規制、支援、持続可能な国家経済の支援、地域および世界の宇宙地図におけるUAEの地位の向上を目的としている。

 UAE宇宙庁は、宇宙部門に関する政策、戦略、法律、計画の提案、国家宇宙プログラムのガイダンスの提供、国家能力の開発と誘致、研究開発プロジェクトの支援、宇宙活動の許可の付与を担当している。

 また、スタートアップや中小企業を支援し、国家宇宙経済を強化するための宇宙経済圏プログラム、宇宙データセンター、地理空間分析プラットフォーム、宇宙分析とソリューションプログラム、Emirates Mars Missionでの火星探査機「HOPE」、小惑星帯の7つの小惑星を調査する初のミッションであるEmirates Mission to the Asteroid Belt(EMA)など、多くのプロジェクトを主導し、先導している。


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 UAE宇宙庁と契約できるなんですごいですね。ベースに技術力があることはもちろんですが、国対国のビジネスのようですから、政治家や関係省庁などが束になって営業をするのでしょうか。いわゆる「フィクサーの暗躍」などもあるのでしょうか。興味津々です。いずれにせよタフネゴシエイターでなければ務まりませんね。

 宇宙開発は人類の将来を背負って突き進むビジネス(プロジェクト)だと思います。結構、人類(生物)の存続がかかった局面において存在意義が出てくるような気がします。それは地球の消滅でしょうか、宇宙人の襲来でしょうか。単に資源開発のため国家間で争いが生じるのような宇宙開発は避けてほしいですね。


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