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成功法則その17【ミスしたことを忘れない方法】

 特に仕事でのミスはそのままにしておくと同じミスを繰り返すことが多いです。ミスには原因や理由があるからです。スポーツや勉強にも当てはまると思われます。

 会計事務所勤務時代にミスを繰り返さないためにしていた事をお話しします。それは「ミスノート」を作ることです。

 「ミスノート」は普通のノート(ルーズリーフでも可)ですが、常に携帯して見返せるものが良いです。記入内容としてはミスした内容とミス防止のために何をするかということだけです。スケジュールや重要なメモや日記ではなく、単純にミスしたことのみ記載します。新人の頃はミスばかりで記載することが多いのですが、段々減少していきます。

 「ミスノート」は毎日記入して毎日読み返します。そのために常に所持していることがポイントです。ミスした事実だけでなく、その時の先輩からのアドバイスや自分なりのミスしないための工夫を合わせて書きましょう。

 私の場合の具体的な内容は次のようなものでした。

・得意先までの道順
  降りる駅を間違え遅刻したことがあります。
  定期訪問する得意先ごとに路線図や道順記載の地図を準備しました。
・決算書、申告書の部分的な記載事項
  申告書類の下書きを作成して上司のチェックを受けた際に間違えた
  部分をすべて記載しました。
・パソコンの操作方法
  稀にしか使わないので覚えづらい操作、例えばフリーズしてしまった
  際の再起動の方法など
・電話の対応で、稀にしか使わないあいさつ文
  得意先の方がお亡くなりになったことの連絡を受けた場合など

 新しい情報やノウハウではなく、「間違ったこと」のみのノートを作成したことが良かったと思います。この「ミスノート」のお陰で、入社後2年間で日常のミスはなくなり、独立できたと考えています。

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