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宇宙へ 株式投資【三菱重工】006アルテミス計画

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと「三菱重工」について詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

  ・会社四季報(東洋経済)   ・公式ホームページ(三菱重工)
  ・有価証券報告書(三菱重工) ・中期経営計画書(三菱重工)
  ・日本経済新聞 

 ちなみに冒頭の猫の写真は内容とは何ら関係ありません。単に私が猫好きなだけです。ご了承ください。

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(006)アルテミス計画

  1. 月周回有人拠点「ゲートウェイ」/国際居住棟(I-HAB)における環境制御・生命維持技術(ECLSS)の開発

 米国航空宇宙局(NASA)が主導する国際宇宙探査プログラム「アルテミス計画」において、月面有人探査の拠点となる月を周回する宇宙ステーション「Gateway」(ゲートウェイ)を構成する国際居住棟(I-HAB)の環境制御・生命維持技術を、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)主導のもと開発を担当している。

 月探査へ向かう宇宙飛行士の生活拠点であるI-HABにおける生命維持能力の中核を担う。

 国際宇宙ステーション(ISS)を開発した米国、欧州、カナダ、日本などの宇宙機関が再び結集するアルテミス計画は、「月に人類の活動の拠点を築くこと」を主な目的としている。

 計画の拠点として位置付けられるゲートウェイは月を周回する軌道上に建設予定で、宇宙飛行士が月に向かう際の中継基地として活用され、月探査に参加する宇宙飛行士の活動を支える。

 三菱重工は、ISSの日本実験棟「きぼう」と「こうのとり」の開発および長年の運用で獲得した技術力を活用し、I-HABの環境制御・生命維持技術(ECLSS)の開発を担当する。

 ECLSSは、空気の供給やCO2・有害ガスの除去などを行うことで閉ざされた居住空間で人が生活するための環境を造り出すシステムで、将来の月面社会、火星や、さらに遠い天体の探査へ繋がる、人類の宇宙空間滞在には欠かせない技術である。

2. 月極域探査ミッション「LUPEX」の探査ローバ開発、トヨタ「有人与圧ローバ」の検討に協力

 JAXAとインド宇宙研究機関(ISRO)が協働する月極域探査ミッション「LUPEX」において、当社は探査ローバの開発を進めている。持続可能な月探査に必要な、水の量と質に関する資源探査としてのデータの取得を行うミッションです。

 社内研究を進めていた不整地走行技術の要素技術研究の成果を活用し、水の存在の可能性がある月の極域を調査する。 探査ローバは完成後、ISRO開発の月面着陸機に搭載され、H3ロケットで2020年代半ばに打ち上げられる予定です。

 探査ローバで得られた走行実証技術や月面のデータは、今後の「有人与圧ローバ」の開発に生かされることが期待されている。また、三菱重工は現在トヨタ自動車株式会社がJAXAのもとで進めている、宇宙服を着ることなく搭乗可能な有人与圧ローバの検討にこれまで培ってきた宇宙機インテグレーション技術や耐宇宙環境技術、有人宇宙滞在技術を生かして協力している。

  1. 「こうのとり」からの発展を続け、ゲートウェイへの物資補給「ゲートウェイ補給機」の検討を支援

 2020年までに全9号機によりISSへの物資輸送を成功裏に導いた「こうのとり」、その後継機である「新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)」の開発に参画している。これらの経験を踏まえゲートウェイへの物資補給を担う「ゲートウェイ補給機」のJAXA検討に協力している。


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 トヨタとJAXAが進めている「宇宙服を着ることなく搭乗可能な有人与圧ローバ」に三菱重工も協力しているようですが、これはとても身近な事としてイメージが湧きます。流行りのAIによる自動運転なども絡んでくるのでしょうか。私としては、月面を自動車(ローバ)で走りながら前方に日の出のように現れる「地球」を眺めてみたいものです。

 車の運転は苦手なので、自動運転だと助かります。宇宙服を着なくてよいというのがリラックスできそうですね。コーヒーとか飲めたらよいかも。


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