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宇宙へ 株式投資【三菱重工】017 有価証券報告書(2023年度)その①

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

・会社四季報(東洋経済)   
・公式ホームページ(三菱重工)
・有価証券報告書(三菱重工) 
・中期経営計画書(三菱重工)
・日本経済新聞 

ちなみに猫の写真は内容と無関係です。私が猫好きなので選びました。

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(017)有価証券報告書(2023年度)その①

 有価証券報告書は膨大な量です。A4で190ページあります。その中で「宇宙」に関連する記載事項を抽出しようと思います。「宇宙」だけの記載はないので「航空・防衛・宇宙」のくくりになります。
 毎回少しずつアップする予定です。

 以下抜粋です。

【従業員の状況】(連結会社の状況)
航空・防衛・宇宙セグメントの従業員数は7,298人 
連結会社全体では合計77,697人

【事業の状況】
【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

・伸長事業の着実な遂行
 「2024事業計画」では、今後伸長が見込まれるガスタービン、原子力発電、防衛関連の事業で人的リソースの拡充と生産設備等の増強によって事業遂行能力を強化する。これにより受注済の契約を確実に遂行し、売上を約1 兆円伸ばす。

 防衛関連では、スタンドオフ防衛や統合防空ミサイル防衛への対応、次期戦闘機開発の国際共同開発等を着実に進めるほか、次世代要素技術開発にも取り組んでいく。

【事業等のリスク】
主要なリスク
・事業環境の変化
 当社グループを取り巻く事業環境は、非常に速いスピードで変化するとともに複雑化している。

 例えば国際情勢としては、米中対立に加え、ウクライナや中東での軍事行動の激化や、グローバルサウスの台頭等も含めた国際秩序の不安定化・分断が進行している。

 これに伴い、世界的な軍事予算の増額、安全保障・治安維持関連の法制強化、経済安全保障を目的としたレアメタル等の各種輸出規制及び知的財産やデータなどの移転に係る制限等の施策が相次いで打ち出されている。


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 全社の約9%の従業員の方が宇宙関連のお仕事をされているのですね。それから売り上げを1兆円伸ばす為の分野としても「防衛関連」が記載されています。有望分野であることを理解しました。
 
 リスクはものすごいものがありますね。地政学的な様々な影響を受けるわけですから当然なのかもしれませんが、危険がいっぱいです。

 ロケットの打ち上げ失敗や事故のリスクだけだと思ったら大間違いでした。
 
 しかし、宇宙関連100%の会社に比べたら株式投資としてはリスク回避になると思います。原子力やプラントなど他の事業分野が健全だからです。

 去年、Ispaseという会社の株を買ったら一瞬で株価が半減したことがあります。この会社は宇宙事業100%でやっており、初回の月面着陸を失敗しました。まあ私としては投機(ギャンブル)として株を買いまいしたので後悔はしていません。もちろん投資額は少額です。次回の月面着陸は是非とも成功してもらいたいと願い、株式は保有したままです。いわゆる塩漬け状態です。



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