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宇宙へ 株式投資【三菱重工】005 月面探査

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと「三菱重工」について詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

  ・会社四季報(東洋経済)   ・公式ホームページ(三菱重工)
  ・有価証券報告書(三菱重工) ・中期経営計画書(三菱重工)
  ・日本経済新聞 

 ちなみに冒頭の猫の写真は内容とは何ら関係ありません。単に私が猫好きなだけです。ご了承ください。

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(005) 月面探査月面探査に向けた5つの主要なプロジェクト

1.月周回軌道での生活

 NASAが主導するアルテミス計画は、月面における人類の持続的活動を構築し、将来の火星や深宇宙へのミッションの足掛かりとすることを目指している。アルテミス計画には、米国、欧州、カナダ、日本などの宇宙機関が協力している。この先駆的な計画には、月への探査ミッションの中継地点となる月軌道上に「ゲートウェイ」と呼ばれる有人宇宙ステーションを建設することが含まれている。

 既にアルテミス計画では、NASAによる大型ロケットSpace Launch System(SLS)に搭載された無人の宇宙船Orionが、月周回軌道への到達に成功している。今後は、1972年のアポロ17号以来となる有人の月周回試験飛行や月面探査、探査の拠点となる月周回軌道上の有人宇宙ステーション「ゲートウェイ」の組み立てを目指していく。

2.深宇宙での生命維持

 三菱重工は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のもと、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」や物資補給機「こうのとり」で培われた技術と実績を活用し、月周回軌道上の有人宇宙ステーション「ゲートウェイ」を構成する国際居住棟(I-HAB)用の環境制御・生命維持技術(ECLSS)の開発に携わっている。

 ECLSSは、空気の供給やCO2・有害ガスの除去などを行い、閉ざされた居住空間で人類が生活できる環境を作り出すシステムで、月面探査や火星、更に遠い深宇宙ミッションでの人類の活動に欠かせない技術です。

3.宇宙補給機

 有人の宇宙探査には、宇宙ステーションに滞在するクルーに水・食料や実験装置などを供給する物資補給機が必要不可欠です。三菱重工は、現在運用される国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給ミッションに成功した「こうのとり」の開発と全9機の運用に参画し、後継機「HTV-X」を開発中。また、こうした技術の蓄積を生かし、月周回軌道の「ゲートウェイ」への物資輸送についても検討を始めている。

4.月面着陸プロジェクトの成功

 2023年以降、無人の月面着陸ミッションで歴史的な成功が相次いでいる。2023年8月、インド宇宙研究機関(ISRO)の無人月面探査機「チャンドラヤーン3号」が世界で4カ国目の月面着陸、史上初の月の南極付近への着陸に成功した。

 チャンドラヤーン3号に搭載された着陸機「ヴィクラム」はこれまでほとんど探査されていない月の表面物質、とりわけ将来の月探査ミッションで酸素と燃料の抽出に使用可能な水資源の発見を目指している。

 また、2024年1月にはJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」が月面へのピンポイント着陸に成功、2週間続く夜間、寒暖差270度の月面環境に耐えた後、地球との再交信や撮像に成功しました。SLIMは三菱重工が打上げ輸送サービスを担うH-ⅡAロケット47号機に搭載され、2023年9月に種子島宇宙センターから打ち上げられた。

5.月極域の土壌探査

 インド(ISRO)と日本(JAXA)のパートナーシップの下、月極域の水資源探査ミッション「Lunar Polar Exploration(LUPEX)」も計画されている。

 LUPEXプログラムでは、無人探査ローバーが、月極域の水資源のデータを取得し、将来の持続的な探査活動に利用可能か判断することを目指している。

 ローバーは、三菱重工の不整地走行の要素技術等を活用して、月の表層の観測や水分布の可能性がある地点での元素観測や採取を行う予定です。

 太陽電池パネルを動力源とするローバーは、駆動システムやバッテリーなど世界最先端の技術により走行し、月の土壌サンプルを採取・分析する。

 世界の先進技術を結集することで、人類による月面、その先の深宇宙への挑戦が可能となる。

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 イーロンマスクさんの会社は火星を目指しているようですが、まず月をなんとかしていですよね。上場したばかりの「ispace」という企業にも着目しています。こちらの企業はまだまだ株価が安定せず、前回の月面着陸には失敗し、次回の成功が望まれているところです。

 私はこちらの企業の株式もわずかですが保有しています。完全に「投機」としてやっています。金額が少ないので楽しいですが「資産形成」にはなっていません。

 宇宙開発は超大規模プロジェクトなので国境を越えてNASAやJAXAを始め様々な企業が協力して進めていかなければならないと理解しました。

 日本の宇宙関連上場企業は100社を超えています。株式投資をする場合に、どのように持ち株割合のポートフォリオを組むかが私の課題です。

 三菱重工をメインに最新技術を持つ新規企業を組み入れようと考えていますが、そのためにも徹底的に企業研究をする必要があるようです。数社を平行して研究し比較検討する必要性を感じました。

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