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宇宙へ 株式投資【三菱重工】014 中期経営計画(競争力について)

 著名投資家であるウォーレンバフェット氏の教え「その会社の社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」・・・これに従い私も社長になりたいような会社を探しています。

 私は小学生の頃からの憧れ・・・「宇宙」に関連した日本の株式会社「三菱重工」を会社四季報の中から見つけ出しました。この会社の社長になりたいくらい「三菱重工」という会社が大好きです。
 
 もっと詳しくなりたいので、いろいろと調べ物をすることにしました。 今回のシリーズは次のような資料に基づいて情報収集を行っています。

・会社四季報(東洋経済)   
・公式ホームページ(三菱重工)
・有価証券報告書(三菱重工) 
・中期経営計画書(三菱重工)
・日本経済新聞 

ちなみに猫の写真は内容と無関係です。私が猫好きなので選びました。

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(014) 中期経営計画(競争力について)

 三菱重工の「中期経営計画」を見てみましょう。この計画は2024年~2026年の3か年計画です。全体の事業計画は膨大な量になりますので、「競争力」と「宇宙」に限定してみます。今回は「競争力」について該当部分を書き出してみました。

競争力について
 著名投資家であるウォーレンバフェット氏は投資先の企業を選定するに当たって「ビジネスモート」を重要視しています。「ビジネスモート」とは、競合他社から自社を守ってくれる継続的な優位性のことです。

 以下、三菱重工の中期経営計画2024からの抜粋です。

【事業競争力の 強化 】
(方針)
• 収益力強化
 顧客接点の強化による販売拡大 DX推進によるサービス事業の強化
• 競争優位を保つ技術開発
• 事業構成を最適化
(事業)
エナジー プラント・インフラ 物流・冷熱・ドライブシステム 航空・防衛・宇宙

【具体的施策 】
事業競争力の強化
収益力を強化するために
・会社の強みが活かせる領域で顧客との接点を強化し、販売拡大を図る
・AI技術やデジタル化などの最新ツールの導入でサービス力を強化する

1、収益力強化
顧客接点の強化 による販売拡大
・冷熱、物流機器等で直販体制を強化・拡充
・製鉄機械、商船等、コア技術と設計の提供により システムインテグレータ  
 としてのポジション確立

2、DX推進等による サービス事業拡大
・環境設備、冷熱等、遠隔監視、省人化/自動化で O&M(*1)高度化
・機械システム等、AIによる故障予測・予防保全等で 顧客の抱えるニーズや
 潜在トラブルへ対応
・製鉄機械の社内ベストプラクティス(画像監視と音声指示の 当社デジタル
 製品)を他事業(交通システム等)へ展開
・民間機/航空エンジンのアフター
 マーケット事業の強化
・脱炭素製品、省人化/自動化ソリューションを開発することで競争優位性を
 強化する
・ 拠点の統廃合、重点領域へのリソースシフト等で、事業構成を最適化する

3、競争優位を保つための 技術開発
・製鉄プロセスの脱炭素化に向けた技術開発
・物流機器等、省人化/自動化製品の投入と ΣSynX® (シグマシンクス)を活用
 した人機協調や機器連携
・ヒートポンプ等自然冷媒対応機の開発
・エンジン等でクリーンフューエル対応製品の開発

4、事業構成の最適化
・生産拠点・販売網等の集約と最適化
・業務効率化や生産性向上で重点領域へのリソースシフト

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 競争力を強化するには技術力を強化するしかないと理解しました。中期経営計画上の表現では、ライバル企業と比較して競争力優位性があるかどうかは判断できませんね。やはり技術そのものについて研究しないとだめなようです。なにか良い方法はないものでしょうか。検討します。

 昨日JAXAはH3ロケットの打ち上げに成功していますので、主な協力企業である三菱重工にはこの成功例だけで圧倒的競争力があると個人的には認識し、満足してしまうのですが、、、、株式投資するに当たってはもっと深堀しないとだねですよね。

 次回は中期経営計画のうち「宇宙」に関連する部分を見ていきたいと思います。

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