ヴィクトリアマイル(GⅠ) 回顧
1着 △ テンハッピーローズ
2着 消 フィアスプライド
3着 ◎ マスクトディーヴァ
6着 ▲ ウンブライル
8着 ◯ ナミュール
2強がまさかの連逸で高配当となったヴィクトリアマイル。
ロスのない完璧な津村Jのエスコートに、重賞未勝利馬のテンハッピーローズがそれに応えて完勝。
1400mの持ちタイムがメンバー1位だったのでヒモで小額抑えていたが、まさか横綱相撲で勝つとは…。
おそらく再現性は低いとは思うが、人馬ともGⅠ初勝利おめでとうございます!
今年は競馬学校20期生(川田・藤岡・津村・丹内など)躍進の年かも!?
2着のフィアスプライドはさすがルメールJといったところ。
スタート後はポジションを取りに行き、4番手を楽に追走。
直線では一呼吸おいてスパートを開始するも、外から想定外の豪脚を披露したテンハッピーローズにに交わされ2着。
しかし、最後にマスクトディーヴァの追撃をクビ差凌いだことは評価したい。
3着のマスクトディーヴァは直線のロスがなければ勝ち負けの内容。
前にいたサウンドビバーチェが想定よりも早くバテてしまい、進路がなくなってしまったのが誤算だったか!?
それでもモレイラJなら…と期待したが、最後はフィアスプライドと脚色が一緒になってしまいクビ差届かず。
陣営の言う通り、やはりもう少し長い距離の方がいいのかも知れない。
4着のドゥアイズは、今年好調の鞍上・鮫島駿Jが、直線でモレイラJの圧力に怯まず進路を譲らなかった。
ある意味このレースのキーマンだったと言える。
相手なりに常に善戦する孝行娘ではあるが、一流どころとは差があるのが現状。
斤量負けする傾向もあり、今後ハンデ戦なら重賞に手が届くか!?
5着のルージュリナージュは、スタートで後手を踏んだため直線のみの競馬に。
メンバー1位の3F33.6秒の末脚で見せ場は作った。
鞍上の横山和Jは先行のイメージが強かったが、最近は土曜のレッドモンレーヴ然り、腹の座った追い込みも披露しており、競馬の幅が広がったようにみえる。
6着はウンブライル。
地元にあるJRA育成牧場に、ウンブライルの兄(ボルゲーゼ)が乗馬として繋養されているのを知り『これは神からのお告げや!』と買い目に加えたが、実力通りの6着。(苦笑)
個人的にはスプリント適正があると思っているので、距離短縮時には積極的に買いたい一頭。
さて、見せ場なく敗れた8着のナミュール。
私情を言うと、ナミュールと武豊Jってなんとなく合わない気がしていた。
出遅れを危惧していたのは相手のマスクトディーヴァの方だったが、もともと後ろから行く馬とはいえ、後手踏んだことで選択肢が狭まったのは事実。
っていうか、姉妹で2週連続出遅れってマンガみたいw
直線に入ってからも、4コーナーで同じ位置にいたレッドモンレーヴに末脚勝負で負けるとは思わなかった。
共同記者会見ではかなり調子がいいとコメントしていた高野調教師だったが、レース後は『エネルギー充満でここにこられたかというと、そうでなかったようです』とのこと。
海外連戦で見えない疲労があったということか?
2024年回収率:69.0%
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