秋華賞(GⅠ) 回顧
1着 ◎ チェルヴィニア
2着 注 ボンドガール
3着 ▲ ステレンボッシュ
4着 消 ラヴァンダ
5着 ◯ クリスマスパレード
6着 注 ミアネーロ
9着 △ コガネノソラ
14着 × ランスオブクイーン
15着 注 クイーンズウォーク
勝ったのはC.ルメールJ騎乗のチェルヴィニア。
パドックで思わず見惚れてしまうほど万全の仕上がり。
レースは課題のゲートをうまく出て、馬群の中段へ位置を取る。
4コーナーではまだ馬群に包まれた状態だったが、名手・ルメールは全く慌てず、残り200mあたりで前が空くと一気にギアチェンジ。
先頭立つまでの約100mの加速がエグかった!
最近は前哨戦を使わずオークスからの直行がトレンドになりつつあるが、それは厩舎力の成せる技。
さすがは木村哲也厩舎と言っておく。
2着は武豊J騎乗のボンドガール。
パドックでチェルヴィニアの次によく見えたので、急遽馬券に追加して正解だった。
ダイワメジャー産駒はこれまで2000m以上の重賞で連対したことがなく、本馬が初となった。
しかし、馬体を見ても本来はやはりマイラー。
陣営は早くも来年のヴィクトリアマイル(GⅠ)への参戦を宣言しており、アスコリピチェーノとの再戦を楽しみにしたい。
3着は戸崎圭太J騎乗のステレンボッシュ。
大外枠で出負けした時点で、これは惨敗まであるかも?と思ったが、差のない3着まで来るのだからやはり力はある。
道中、若干折り合いを欠いたこともあり、最後の直線では残り50mで脚が上がってしまった。
やはり勝ち馬との実力差はほぼなく、今回は調整過程と騎手の差がわすがに結果となって出たという認識でいいと思う。
4着はノーマークだった岩田望来J騎乗のラヴァンダ。
上位3頭との差はあったが、重賞2着の実績があったにもかかわらず13番人気は過小評価。
次走以降は人気するので、今回が買いどきだったか?!
5着は石川裕紀人J騎乗のクリスマスパレード。
最後は上位陣に差されたが、バテない先行力は示せた。
6着は津村明秀J騎乗のミアネーロ。
懸念されていたイレ込みも想定内で、最後の直線ではあわやと思わせたが、現状では一線級との差を感じた。
9着は坂井瑠星J騎乗のコガネノソラ。
2000mは若干長かったか?!
丹内祐次Jが復帰したら人馬でリベンジを!
14着は松山弘平J騎乗のランスオブクイーン。
残念ながら見せ場なし。
やはり距離はもっと長い方が持ち味を活かせそう。
15着は川田将雅J騎乗のクイーンズウォーク。
ゲートで躓いて試合終了。
要仕切り直し。