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5Gについて不安なあなたへ。 日本での、5Gの正しい見解とその現状

こんにちは!

EMFA日本電磁波協会電磁波測定士の、野島です。


先日、広島市で 電磁波についてお話させていただきました!

皆さん、すでにたくさんのことをご存知でしたので
おかげさまで、話が捗りました!


私たちも、日々が学び。

インプットしてアウトプット。
そして ご質問をいただくことでさらに学びとなりますので
こういった機会は とても大切です。

健康に関しては、さまざまな情報が入ってきていることもあり
電磁波についても 少しは認識されている方も多いな と気付かされます。

が、電磁波というと なんだかおかたいイメージとかで
面倒くさくなってしまう部分もあるので、
それを いかにわかりやすくお伝えできるか?というのも
電磁波測定士それぞれのテーマでもあります。


とくに、
電磁波を気にされるかたの多くは、
スマホやWiFiなど 飛んでる電波の電磁波の影響について のようです。

これまで、4Gの影響を気にされていた方は、
今は 巷で騒がれている5Gを懸念されています。


まず、「5G」というのは このシステムの名称です。
周波数ではありません。


日本における5Gの導入が進む中、海外と比較して5Gの展開状況や
身体への影響に関する誤解が広がっています。

むやみに怖がる前に、5Gの実情を正しく理解することが重要ですね。


ひとつ覚えていただきたいのが、

日本では、5Gの使用周波数帯や展開の状況が

他国と異なる

 ということ。

そのため、身体に与える影響は現段階では限定的です。



5Gというのは、「sub(サブ)6」と「ミリ波」が合わさってこそ “5G”と言えます。

ミー と ケイ で、「ピンクレディ」。
ミー だけでは、ピンクレディとは言えません。

たとえが古いですか⁉︎

うーーん、じゃあ
堂本剛 と 堂本光一 で、「KinKi Kids」。
堂本剛だけでは、「KinKi Kids」とは言えません。

同じように5Gも、
sub6 と ミリ波 で、「5G」なのです。


特に、日本では
ミリ波の使用が限られていて、
広範囲にわたっての、5G電波への曝露はまだ少ない状態です。

また、国際基準に基づく厳しい電磁波安全基準が存在しているので、
電磁波の影響が適切に管理されています。

しかしながら
SNSや一部の報道により誤解が広まり、科学的な根拠に基づかない懸念が増加しています。



例えば、日本では5Gの主流となっているサブ6(6GHz以下)の周波数帯は、
これまでの4Gと同じような特性を持っています。
さほど変わりがありません。

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