b-align導入矯正歯科のご紹介 #2千葉センシティ矯正歯科
千葉センシティ矯正歯科は、京成千葉駅と千葉都市モノレール千葉駅に直結しています。患者様の口腔内の状態を完全に把握した上で、最適なご提案をするオーダーメイド矯正治療を行っています。最先端技術を取り揃えて治療にあたる石川 宗理 院長に話を伺いました。
矯正治療や部分矯正のご相談は多いですか
千葉周辺は競争が多い環境ですが、矯正のご相談は増えており、実際に治療をスタートする方は約半分いらっしゃいます。また、部分矯正のご相談は全体の2-3割を占め、他のエリアよりも多いという印象です。
患者さんは「手軽に安く矯正を始めたい」という20-30代女性が多く、「キレイに歯並びを見せたい」「見た目を治したい」「出っ歯を治したい」というご要望が多いです。コロナの影響で、マスクを外した時の印象を変えたいという方が増えていると感じます。
「オーダーメイド矯正治療」「矯正専門医だからできる部分矯正」についてお聞かせください
矯正治療は”マウスピース型で全部治ります!”というポップな打ち出しも見られますが、患者さんによってワイヤーが必要な方もいます。早く動かしたい時はワイヤー、その後はマウスピースに切り替えることも必要なケースがあります。
例えば、ライフスタイルに合わせた治療。結婚式に間に合うようにワイヤーで急いで前歯を治す、結婚式の忙しい時に通わなくても良いように治療計画を立てるなど、患者さんのご希望やスケジュールを聞いて治療のご提案をしています。
患者さんの中には「早くて安いのが一番良い」というご要望もあるものの、矯正に関する知識にはばらつきが見られます。オーダーメイド矯正治療は、歯磨きの程度、虫歯のレベルなどを見ながら、虫歯が多い人にはマウスピース、歯磨きのできている人にはワイヤー治療など、患者さんとコミュニケーションを取りながらご提案を心がけています。
インビザラインとBraceの相性はいかがですか
インビザラインの取り扱いが増えてくると、患者さんのデータ管理で多忙になります。詳しくいうと、前回の治療内容や今何枚目のマウスピースかをカルテで、ドクターサイトでクリンチェックを見て、別のフォルダで写真を見ることが必要。3つのデータを見ることは煩雑で、タイムラグが生まれてしまいます。
b-alignなら患者さんに関わる全ての情報が統合されているため、患者さんの状態の把握、治療の進行状況、治療方針を一気に確認することができます。
ワイヤー矯正との相性はどうでしょう
ワイヤー矯正はシークエンス(ワイヤーの太さ)が先生によって決まっていることが多いです。どこまでブラケットを付けて、などの情報が全て手書きのカルテでは雑になることがあります。b-alignなら入力が楽で、カルテに手書きもでき、一目瞭然です。いつまでワイヤーをかけていたかや、写真の確認作業も楽にできます。ブラケットがとれてしまったこともスクロール一つで確認できるのが便利です。
b-alignを導入した決め手、院内の反応を教えてください
これまでは紙のカルテ、電子媒体のクリンチェック、パソコンのフォルダに保存した写真を別々に管理していました。b-alignはクラウドベースのため、院内で行なった仕事を保存し、残りの仕事を家で、という対応も可能です。矯正歯科医は診療時間外の仕事が多いものです。仕事の効率化と患者さん対応の柔軟さが一番の決め手になりました。
院内では導入当時は慣れていないため、難しいこともありました。しかし、今はb-alignで患者さんが来院したか、治療中か治療後かを共有できます。スタッフがドクターに連絡せずとも情報共有でき、業務フローがシンプルになりました。
導入した効果はいかがですか
ドクターは院内に残らずとも、自宅や移動中でも患者さんのデータを見ることができます。スタッフも患者さんから問い合わせ時にb-alignで検索すれば、前回までの治療状況、注意事項などが分かります。患者さんに対するホスピタリティの向上にもつながっています。
データの共有でスムーズになり、院内、院外の業務を効率化できるという実感は持っています。また、オーダーメイド治療をうたうからには、患者さんのバックボーンの聞き取りは重要です。治療に関わるスタッフと患者さんの情報を共有し、院内のコミュニケーションを補ってくれています。
業務時間の削減を数値化するなら、ドクターは日に30-60分程度、スタッフは日に5-10分は削減につながっていると思います。日々の作業を積み上げると相当な時間の削減になります。
b-alignで気に入っている機能はありますか
カルテに手書きができるところが気に入っています。キーボードでの打ち込みも好きですが、絵で書いた方が早いこともあります。文章で書くと皆にわかるように書かないといけないので時間がかかります。カルテの手書きは、痒いところに手が届くサービスだと思います。
また、私は外勤先も含めて100人以上の患者さんを診ていますが、b-alignなら自院、他院のカルテを収められるところが便利です。外勤先にはクラウドを使っている場合もありますが、データを保存するオンラインストレージサービスは様々で、紙ベースでの管理ももちろんあります。
b-alignなら患者さんに関わるデータを一気に統合できるため、無駄な時間が減ったと感じています。時間にして月に900分は時間の短縮につながっていると思います。
b-alignをお勧めしたい人は
✓フリーランス
データ管理がしやすい。複数医院で患者さんを診ている先生にお勧め
✓開業医
インビザラインをしている先生、データ管理をしっかりしたい先生にお勧め
大事な診断にb-alignはプラスになりますか
矯正治療は診断が一番大事な部分。診断のソフトウェアを患者さんごとに立ち上げるのは手間がかかります。画面一つに診断ソフト、写真を出す必要があり、別々に管理していると作業の手間が多い。b-alignは患者さん情報をタブ1つで確認できて手間が省ける上に、初心に戻って診断を確認する意味で重要なツールだと思っています。
インタビュー後記
石川先生は、矯正治療で一番大事な診断を重視し、患者様のライフスタイルに合わせたオーダーメイド治療を徹底されていました。b-alignは、患者様と院内のコミュニケーションツールの役割を果たしています。
外勤先が8-10医院はあるという石川先生。すでに千葉センシティ矯正歯科ではb-alignの導入効果が見えています。全ての医院で活用が進めば、矯正歯科医のさらなる業務効率化につながると確信しました。