【食レポ】第77回全国銘菓展(通販)
概要
実食レポ部後日談。某自分捜し非行/家出少女の『和菓子のアン』事実上の担当一としても、完全な一個人見届けとしても、概ね残務精算手続きに一定の目途がつけられたので今更でしょうが遅ればせながら。
『和菓子のアン』で知った全国銘菓展(並びに本和菓衆)、その第77回。コロナの関係で自粛していたので今回も通販購入。
日程は下記の通り。
ピタリ解除ギリギリ。今回も見送り。通販購入。
値段と、一番日持ちしそうな(むしろ保存食志向)乾物一式のDセットを選択。皮肉にも3月末まで持ってくれた。多謝。
市販品なのかな。まあいいや。こんな縁もなければ数店舗分一括購入なんて機会もないだろうから。
食レポ
田中屋せんべい総本家
お、これこれ。
何か消えていたな。と思って見つけたら…
まさかの公式。
しっかり自社主力商品を入れる商売人根性良し。
ご飯粒(小麦か)を磨り潰したかのような無味な小さな煎餅(商品名としては「せんべいびー」か)、豆煎餅もそこそこにいけた。
思えば、味噌は大豆からだから、この際、他の豆煎餅も作ってみるか、というノリだったのだろうか。
ところで煎餅の顔モデルはお子様だろうか。チャックなシールが貼っていたのだが、そこを剥がして開けたら、この子供笑顔な主力商品。まるで、ま〇こから赤子が覗いている、みたいな演出だったのだが狙っていたのでしょうかね。
「子持ち饅頭」なんて全然童貞/男性素人発想ですね。上には上がいたものだと感心。恐れ入りました。
深川屋
団子もどき。砂糖のジャリジャリ感が白玉団子とは大違い。
何故かこちらはお品書き付き。
QRコード。
両口屋是清
名称出会いは同名キャラに遡るもので、既に商品を手に取っていた和菓子屋さん。
古の印がシレっと混ざっているのが面白い。偉い人は何処にいるのか、分かったものじゃない。
ん?
羊羹か。
外装裏は、やはり2種の総合だったようだ。
一身上の都合により黒糖を選ぶ。
金時を黒糖でサンド。羊羹でサンドイッチとは洋感で面白い。
手が汚れない工夫も面白い。
石村萬盛堂
うーん、生クリームクッキーサンド。クッキーの厚さに破片がこぼれる。
クリームの甘みとチョコの苦さが効いていて胸焼けも苦みも感じさせない。
きよめ餅本舗
カステラ?
僅かにケーキ的卵風味を感じるも、以降は強烈なブランデー的アルコール臭。
大丈夫か? 注意書き何もなかったぞ?(お品書きには警告文あり)
ジャブジャブ…自己責任、か。
やはり、ちょっとした問題提起はされているようだ。粕汁なんてメジャーな方でしかなかった訳で。
本家菊屋
あ
ま、私は、いいのだけど。1.2~1.5倍は心身共に離れていて、そもそもがマトモに相手する事自体が間違っていたのだろうから。
味は、うーん、虎屋。ま、同一商品、産地他違いの同一原材料では仕方ないね。
こちらの方は皮が厚い。違いを楽しむのも面白いかも。
乃し梅本舗 佐藤屋
佐藤屋さんも、この機会と、単品として同商品(「梅しぐれ」か)を購入。
しかしね。まさかの4.27。え? 機械いじり(いじらせ)ました? と言いたくなる偶然ぶり。
味は、うーん、ドライフルーツ。梅の酸っぱさがなく梅ガムのような仄かな梅の香りが上品。梅酒のような梅肉香ばしさはしないが、砂糖まみれの結果と止むを得ないかな。それぞれを楽しむもので。
砂糖ビッシリなので、一人で全部一気は、とても怖過ぎて、できなかった。
番外
付属のバインダーに収録も良し、束ねたカード単独も良し。何よりこの二択が有難かった。もっとも、専用バインダー付属で+5、6000円な特注割り増し内訳だったというならば、話は別だけど。
「復刻」というよりは、あくまで元ネタ+30th最新α再販のようだ。
描き下ろしを含めた厚さから容易に察せられたが、中身は、同「ゲームオーバー」左京カードとした垂金、戸愚呂兄弟辺りまで。
ま、やる事はやっていたよな。時系列上、明らかに当時存在していなかった新規描き下ろしカードまで揃えて現在進行形を誇示したのだから。
ありがとう、ござい、ます。
了
さて、どうなるのやらね。”梅”は。
全国銘菓展ではなく銀座三越側、ながらも『アンと幸福』刊行後、行ってきた。