"お菓子"と偽装?アルコール度数12%の"ゼリー型新感覚アルコール"を紹介した投稿が大バズリ
"お菓子"と偽装?アルコール度数12%の"ゼリー型新感覚アルコール"を紹介した投稿が大バズリ
ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」で発見された、高アルコール分のゼリー飲料を紹介した投稿がバズっている。見かけはふつうの"お菓子"だが、実は”アルコール度数12%のゼリー型新感覚アルコール”なのだ。
この商品は「O-SHOT〈ゼロショット〉」と呼ばれ、外見はカラフルでかわいらしいゼリー型だ。しかし、成分表示を見ると"アルコール12%"と記載されている。
ドンキで買ったパリピな酒。アルコール度数12%なんだけどゼリーだから酒じゃなくてお菓子として売れる「調整食料品」。20歳以上飲用「想定」という注意書きで売れてしまう。酒税法って厳しい面もあるのに、この商品とかみると色々ハックされている気がする。 pic.twitter.com/skrdIHf8R2
— 渡辺たけし@日本酒スタートアップ (@takeshi_rice) April 30, 2024
一般的にお酒は酒税法の規制を受け、未成年者への販売は禁止されている。ところが、この"ゼリー型新感覚アルコール"は"調整食料品"として分類され、お菓子扱いとなっているのだ。
商品には「20歳以上の飲用を想定」と但し書きされているが、本当に未成年者が手にすることはないのだろうか。
ネット上では「酒税法の抜け穴を見つけた」「未成年者の飲酒を助長しかねない」などの指摘が上がっている。一方で「ユニークな発想」と肯定的な意見も存在する。
アルコール飲料に対する規制は、健全な青少年育成や公序良俗維持の観点から設けられている。しかし、法の枠組みに馴染まない例外商品が出現すれば、規制の実効性に影響を与えかねない。
酒類をめぐる規制と自由の狭間で、メーカーと当局の攻防が続くことになりそうだ。