結婚は、「籍を入れる」のではなくて「籍を作る」
33歳、実家暮らし。婚活開始から半年で、婚約した。
最近、結婚の手続きについて調べていたところ、ちょっと気づいたことがある。
それは、「入籍」って言葉、変じゃない?笑
私はてっきり、結婚したらどちらか一方の家に入るのだと思っていた。(時代遅れだとは思いつつ「男性側の家に入る」というイメージが強かった。)
でも、実際は結婚した時点で新しい戸籍を作るのだから、「籍に入る」わけではない。
本当に知らなかった…笑
すごく今更な気がするけど^^;;
そもそも、私が勘違いしていた「籍に入る」という感覚は、明治時代に制定された「家制度」の名残りで、戦前の50年しか存在しなかったらしい。
それも、「天皇を崇めるという風習を国民の意識に根付かせるため」という、支配階級の都合っぽい理由で制定されたらしい。
色々調べてると、本当にやばい。(年配の世代は「男子出産」を望む理由がちょっと分かる。。)
それが廃止されて80年近くも経っているのに、未だに「家制度」の名残りが根付いているのも怖いと思う。
「嫁」を都合よく使おうとでも思っているのか…??
そう思うと、名字を変えるのもバカバカしい気がする。(もともと、選択的夫婦別姓に反対する理由は分かんなかったけど、さらに分かんなくなった笑)
こんな事を書きながらも、私は婚約者の名字に変えようとしている。
それについては全く不満は無かったけど、根強く残る「家制度」の名残りに自分も加担するのかと思うと、なんか気持ちがわるい。
まぁ、仕方ないけど。
少なくとも、名字を旦那側に合わせるからと言って、実家との縁が切れるわけではないし、「自分の実家よりも旦那の実家の方が優先順位が上」なんてことは絶対にない。
私は、「相手の家に入る」わけじゃない。
これは、婚約者にも伝えておこうと思う。