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LUNA SEA 'ERA TO ERA season3' @名古屋1日目に参加して

台風が突然反転し、変わった温帯低気圧が日本列島に大雨を降らせている9月2回目の3連休中日。
LUNA SEAの35周年記念ツアーseason3の名古屋公演参加してきたので、簡単に感想を書いておこうと思う。

長期にわたる35周年記念ツアー及びリバイバルツアーも既にseason3まできた。
season3は黒服限定GIGがメインだが、その中でもseason1や2で披露されてきたツアー再現も行われておる。
9/22、9/23の名古屋公演も1日目がBRAND NEW CHAOS、2日目が黒服限定GIGという構成である。
今回は1日目のBRAND NEW CHAOSの方に参加してきた。
思えば、リアルタイムでLUNA SEAにガッツリハマった契機になったのがアルバムLUNACYの頃であり、当時リリースされた曲は狂ったように聴いていたので、思い入れはかなり強い。
その後程なくして終幕してしまった時は心底がっかりしたものだ。
あれから24年。こうしてこの内容のライブを見ることが出来ること自体、奇跡みたいなものだ。

場所は名古屋国際会議場センチュリーホール。
個人的に初めての会場だが、LUNA SEAとしては1993年にこの会場に初めて立ったとのこと。
(その時のライブは苦い思い出と、RYUICHIも SUGIZOも口にしていたが、一体何があったんだろう?)
本日の席は2階の後ろの方の席。ただ別にステージが見にくいわけではなかった。
定刻を10分ほど過ぎたあたりで、クラブでかかってるようなSEが大きくなり暗転。
セトリは次の通り。

Be Awake
Sweetest Coma Again
KISS
My Lover
FEEL
gravity
be gone
Virgin Mary
(15分休憩)
Drum solo〜Bass solo
INTO THE SUN
I for you
a Vision
TIME IS DEAD
TONIGHT

(EN1)
LOVE SONG
WISH
(EN2)
Crazy About You

まずRYUICHIの声だが、前回見た東京ガーデンシアターのSearch For My Edenの時と比べると良かったと思う。
相変わらず当て振りはあるものの、結構自分の歌声で押していく曲も多かったように思う。
というか、音域的な部分で、LUNACY時代の曲は今のRYUICHIにとって歌いやすい曲が多いようにも思えた。

前回がsearch for my edenだっというのもあるから対比として見た時に、今回のBRAND NEW CHAOSは世界観も全然違うし、何よりロックバンド然としたまとまりが非常にある、グルーヴのあるセトリのように感じ、これがLUNACYなのかと体感出来た。

世界観の衣を纏って空間的拡がりをみせるEdenに対して、何か全体に一本太い筋が通っているというか、重心低く地を這うのがLUNACYというか。
終幕直前の油の乗り切った時に、1年半近くもかけて集中して作っただけのこともあって、それがライブに反映された時の破壊力も凄い。
 
個人的にはbe gone〜Virgin Maryの流れがハイライト。
be goneはあの5拍子の曲をよく寸分狂わず出来るなと感心するが、何より今のRYUICHIの声にあっていたように思う。
真矢ソロに入った瞬間に竿隊がアコースティックのセッティングに入るため慌ただしく動くのは少し面白かった。
そして長尺のVirgin Mary。
この曲を聴いたのは、To The New Moon の1日目以来なので、10年以上ぶりか。
当時あまりのRYUICHIの歌唱の凄さに圧倒され、イマイチな曲から好きな曲に昇格した個人的な思い出があるが、今回は今回で、RYUICHIの魂の叫びのような歌唱を聴くことができて、感無量である。

そういえば、この日の会場の熱気は凄かったように思う。開始前から咆哮のような叫び声も聞こえ、声援は耳をつんざくようように大きかった。
メンバーもMCで「今日凄いね」と言い、SUGI様も「正真正銘、まごうことなき第二の故郷」とご満悦(もうネタ化してんじゃねーかw)。


途中15分の休憩込みでの2時間45分のライブとなった。
ここ最近必ずMCで東京ドームのことについて触れているが、本日RYUICHIから、ドームで「最強のセトリを作る」と心強い発言も。
でも、Era To Eraを受けたセトリって、どう構成するんだろうか。やった曲を全部やるわけにも行かんしなぁ。
何はともあれ、個人的に次のLUNA SEAは東京ドーム参戦なので、心待ちにしたい。









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