GALNERYUS 20周年記念ツアーパート2 FINAL@東京に参加して
すっかり冬らしくなり、冬至当日の12月21日の日曜日。
GALNERYUSの20周年記念ツアーの第2弾、「20th Anniversary Tour 'THE RISING OF THE NEW LEGACY Part2」のツアー千秋楽に参加しできたので簡単に感想を書いておこうと思う。
10月から始まったGALNERYUSの20周年ツアーパート2。海外公演も含めて全18本にも及んだツアーも、いよいよ千秋楽である。
この直前には、中国での公演を6日間で4公演というハードスケジュールをこなしている。
上海では800人規模の会場でライブを行うなど、大変盛況だったようだ。
千秋楽の会場は立川ステージガーデン。
今回初めて踏み入れたこの会場は、2020年4月というコロナ禍真っ只中にオープンした多摩地区初の民間大型ライブエンタテイメントホールとのこと。
立川駅から少し歩く距離にあるのだが、開場時間に合わせて向かう道中、既に日が落ちた並木道がライトアップされていてかなり綺麗だった。
会場はできてそれほど経ってない(それでも4年経ってるが)ため、綺麗な会場で、会場内は長方形で、会場後方と両サイドが2階、3階がスタンド席になっている。
今回この公演は1階指定席だけの販売を予定したようだが、早々にSOLD OUTしたため、急遽2階席を開放販売した模様。
おそらくサイドスタンドはインビの席だったと思われるが、中央2階スタンド席は結構な人の入りだったように見えた。
今回1階の中盤列、上手よりの席だったが、ここの会場の在籍は、背もたれに席番号が書いておらず、席の裏に番号があるため、中々自分の席を見つけられず右往左往してしまった。
1階席は段差があるわけでもなく、席ズレもないため、結構前の人の身長によって視界への影響があると思われるが、今回は隙間からステージ全体が見えたので今回は全然問題なかった。
開演時間から約5分程度経ったところで暗転。
ステージの配置は下手からベース、キーボード、ドラム、ギターの並び。
セトリは次の通り。
GO TOWARDS THE UTOPIA(SE)
THE REASON WE FIGHT
LOST IN THE DARKNESS
FINALLY,IT COMES!
ALSATIA
IN WATER'S GAZE
CRYING FOR YOU
SCARS
VOICE IN SADNESS
I BELIEVE
(EN1)
HEARTLESS
Drum Solo
THE TIME HAS COME
(EN2)
ULTIMATE SACIFICE
RAISE MY SWORD
(EN3)
DESTINY
ツアー中のMCで前から言っていることで、客に歌ってもらうことを主眼に置いているセトリは今日も顕在。会場が大きいホールということもあり、シンガロングも大きく響いていた。
今回はファイナルということもあって、通常のツアーセトリに何かプラスアルファしてくるんだろうなとは予想はしていたが、ULTMATE SACRIFICEのあとに差し込んでくるとは恐れ入る。
今回私はこのツアーについて、初日新横浜、さいたま新都心と参加してきたが、その後の会場でセトリに投下され始めたSCARSとTHE TIME HAS COMEがセトリに入ってきて個人的に嬉しい限り。
昨年はT.F.F.BとNO MORE TEARSを、今年のPURE ROCKや他会場ではFUTURE NEVER DIEも披露されており、皆アルバム「PHONIEX RISING」の曲が好きなんだな。
(かく言う私もGALNERYUSのライブはPHOENIX RISINGから初参加したので、思い入れは半端ないですw。)
どうやら名古屋から入ったLEAのDrum Soloは、意外にもバックミュージックに合わせるドラムソロ。最近ならLUNA SEAの真矢のドラムソロを思わせるような感じで、派手なプレイというよりかはしっかりとした構成で魅せる内容だった。
小野さんのハイトーンはいつも通りで枯れたりはしていないものの、「ロングトーンが少ないかな」とライブ中思っていたところ、アンコールのSyu のMCによれば、小野さん本日はめちゃくちゃ体調が悪かったそう。
そういえば、ULTIMAT SACRIFICEの時はSyuは小野さんの歌声に感動してほぼ泣きかけ状態だったらしい。ギターソロのところで珍しく微妙にズレてるように聞こえるところがあったのだが、泣いていた影響かもしれない。(タッピングのところで帳尻合わせて元に戻してたのはさすが)
3階目のアンコールについては、小野さんがイヤモニのマイクも切ってたみたいなのでらおそらく予定外だろう。
実際、Syuの総括MCから写真撮影までやった上で、1/4くらいの客は帰ってしまったと思う。
私も帰ろうとしていたが、前の方でアンコールが始まり、終演の影アナや撤収作業もなかったので、「お、あるか?」と思ったら、そう時間かからずにDESTINYのSEと共にメンバーが戻ってきた形だ。
そういえば、上手側サイドスタンドにいたインビ客と思われる異常にノリノリの女性が目に入った。
全身ツアーグッズを見に纏い、ずーっと拳上げてるし、ちゃんと曲の変拍子にも対応したリズムにあった拳上げをしていて、かなりのガチファンと思料する。
2時間半に及ぶライブは20:40くらいに終了。
今回もGALNERYUSの爆発力とエモさの洪水に飲み込まれた最高なライブだった。
ライブハウスでのライブもいいのだが、大きい会場で見るGALNERYUS、凄く良いよね。
本日のライブの模様は来年の春に映像作品になってリリースされるとのこと、さらにはそのリリースにあわせてツアーも予定されている模様。
(これってPart2だけなんだろうか。Part1の新木場って収録してなかったっけ?)
20周年を迎えてもまだまだ突き進む国内メタルの雄。
小野さん、還暦になってもハイトーン期待してます!!(まだ2年くらいあるけど笑)