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The Dead of Night CitY@新宿に参加して

大分気温も冷えてきた10月の最終金曜日。
The Dead of Night CitYの約1年ぶりのライブに参加してきたので、簡単に感想を書いておく。

The Dead of Night CitYは、DEAD ENDのVoによる、DEAD ENDのコピーバンドで、昨年イベント出演のために結成し、赤羽でワンマンライブを行った。
そもそも継続的な企画なのかどうか昨年の段階ではよくわかっていなかったが、今回約1年ぶりに再始動し、再びワンマンライブを行う運びとなった。
メンバーは昨年からの固定で、以下のとおり。
Vo:MORRIE(DEAD DND、Creature Creature)
Gt:咲人(NIGHTMARE)
Ba:村井研次郎(cali≠gali)
Dr:菊池'ANNIE'英二(THE YELLOW MONKEY)

場所は新宿ReNY。
平日の夜ということで、仕事帰りの人と思しき人も多かったようで、開場すぐはそれほど埋まっていなかったが、開演時間が近づくにつれて客が埋まっていた感じだった。
ちなみに、MORRIEがXで、「今年もハロウィン仕様でなので、各自思い思いの衣装で来てもらえればと思います。ゾンビとか喜ばれます」という旨の投稿をしていたが、
会場で仮装していたと思しき人はむしろ少なめ(いたにはいた)で、先述の通り仕事帰りの人と思しきスーツやYシャツ姿の方のほうが目についたぐらいだった。

定刻過ぎて程なくして暗転し、ライブスタート。
セットリストは以下のとおり。

摩天楼ゲーム
Dress Burning
Danse Macabre
Conception
Blind Boy Project
Angel
I Can Hear The Rain
Luna Madness
Decoy
I'm In A Coma
Serafine
Night Song
Phantom Nation
Frenzy
Sacrifice of The Vision

(EN)
Embryo Burning
Good Morning Satellite
Spider in The Brain


セトリは昨年度の構成と似た感じで、やはりShambaraからの出典が多いが、今年はGhost of Romanceからの出典が増えた。
昨年もそうだったが、基本的にこのバンドの時は、今のMORRIEの声にあったキーを選択しているようで、Danse MacabreやConcepctionを始めとして、結構な曲がキー下げで披露されていた。
ただ演奏陣のテイストが全然違うので、別にこの辺りは気にならないし、むしろ新しいバンドによる新しい曲のように聞こえるので新鮮である。
昨年多少違和感のあったANNIEのドラムに関しても、湊時代の曲でも結構馴染んでいたように思う。

曲としてシビれたのは、やっぱりDecoyかな。
よく考えると、LIVEの生演奏で聞いたことなかったかもしれない。
ベストアルバム「♾️」の特典についている鹿鳴館ライブを何度も見ていたから、ANNIEが16分のハイハットからスタートした時点ですぐ気がついた。
そしてJOEの独特なフレーズが研次郎によって奏でられて歓声が。
ただ無茶苦茶歪ませてたので一瞬何やり始めたかわからない人もいたのでは?それぐらい歪んでいたw。
ちなみに「My Swinging decoy Let me see your world」の後の部分はちゃんと歌っていた。

他の曲で昨年登場してなかった曲については、
Night Songもお馴染みの掛け合い(拳上げ)の後、研次郎のベースソロを挟むという構成で、テンションが上がった。
Phantom NationはGhost of Romanceの曲だが、多分原キーだったように思う。「Day of the Ghost」「The Unnown Giants」の部分は客に歌わせていた。
Good Morning Satelliteは、昨年のMORRIEソロでやっていたのを聞いたことがあり、その時は原キーだったはずだが、今回はキー下げだった。咲人からのリクエスト曲だったそう。(研次郎がリクエストしている曲は今のところスルーされているそうで、それは来年考えるとのこと。)

それにしても今日はMORRIE御大のテンションかなり高目。
そもそも御大が、珍しく豹柄のジャケットで出てきた時点で大分テンション高いなぁと思ったが、
2曲目終わった時点で「セーンキューー!!」と言ったことを皮切りに
「ARE YOU READY!??」
「行くでーーー!」
などと終始客を煽ったりしていた。
「楽しいバンドなんで、楽しくやっている」と何回も言っていたので、MORRIE的にはこの企画自体かなり楽しく、有意義なものなんだろうということが伺えた。
先月見たCRETURE CRETUREでは、ほぼMCゼロだったのに、今回5、6回くらいMCもあったし、御大もそこそこくだらない話にも参加していたし、だいぶコントラストが違った。

ちなみに今日のMCで初めて知ったのだが、「The Dead of Night CitY」というバンド名については、それぞれ所属しているバンドの一部を盛り込んで作った名前なんだとか。
The Dead →  DEAD END
NIGHT → NIGTMARE
CitYの「C」→ cali≠gali
CitYの「Y」→ THE YELLOW MONKEY
ということらしい。
ただこの日のMCで、研次郎はCではなく「of」担当だという話になり、途中からこのライブは「of変換儀式」ということにw。(御大も「やろうよ、of」と言っていた。)

ライブ中のMCで「来年もやる?やらない?」みたいな話をずっとしていたが、一応来年の同じ時期、ハロウィンの風物詩として今後も続けていく旨のMCがされていた。
本家DEAD ENDが今後動くことはまず考えにくい現状があるため、DEAD ENDの燈を灯すプロジェクトとして継続されるのは、個人的にはとても喜ばしいことだと思う。
とりあえず、来年のハロウィンも楽しみにしておこう。



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