GALNERYUS 20周年記念ツアーパート2初日@新横浜に参加して
気温も下がり、日が落ちると少し肌寒くなった2024年の10月第二週の金曜日。
GALNERYUSの20周年記念ツアーの第2弾、「20th Anniversary Tour 'THE RISING OF THE NEW LEGACY Part2」のツアー初日に参加してきたので、簡単に感想を書いておこうと思う。
2023年に20周年ツアーの第一弾として、'THE RISING OF THE NEW LEGACY Part1'を行ったGALNERYUSは、今回そのパート2を10月から年末にかけて行う。
このツアーの前段としてバンドは2019年以来のフルアルバムとなる新作「THE STARS WILL LIGHT THE WAY」を発表しており、今回のツアーは実質的にアルバム発売に伴うツアーということにはなるのだが、20周年記念ツアーの続きということもあり、Part1に引き続き、ライブで聴きたい曲をSNSのXで募集している。
会場は新横浜NEW SIDE BEACH!!
横浜アリーナの同一敷地内に(同一建物内?)にあるライブハウスで、昨年のパート1でも会場となったライブハウスである。
この日の模様は配信されていたのだが、そういえば昨年の同会場公演も配信されていた。おそらくこの会場の配信設備は充実しているのであろう。
ちなみにこの日の公演は、平日夜にも関わらずSOLD OUT。
ライブが始まる前に近くにいた方が「初日からこんなに大入りで嬉しいよねぇ」という会話も聞かれた。外国人のお客さんもチラホラ。
そういえば今回のツアーグッズで販売されているバングルライトは、どうやら12色に変えられる仕様のようで、ライブ中も客は各々好きな色をつけて拳を上げていた。
(個人的に終演後に買おうと思ったのだが、現金を持っておらず断念。)
予定時刻を少し過ぎて、会場が暗転。
つんざく客の声援を受けメンバーが登場し、ライブスタート。
セットリストは以下の通り。
GO TOWARDS THE UTOPIA(SE)
THE REASON WE FIGHT
LOST IN THE DARKNESS
FINALLY,IT COMES!
FLAMES OF RAGE
IN WATER'S GAZE
CRYING FOR YOU
SAVE YOU!
VOICE IN SADNESS
I BELIEVE
(EN1)
HEARTLESS
THE PROMISED FLAG
(EN2)
ULTIMATE SACIFICE
まずセトリだが、予想通り、新作からの楽曲が中心にしたセトリとなった。
小野さんがMCで「アルバムからやります。全曲やるかどうかは、わかりません」とは言ってはいたものの、
これまでのGALNERYUSのアルバム発売後のツアーの中身を見ても、アルバムの曲を全曲やっているのが通常(そういえばINTO THE PARGATORYの時はツアー初日からアルバム完全再現までやってたな。)なので、まあ予想通りというか。
GALNERYUSライブでの宿命ではあるが、1曲1曲が長いので、曲数が少なめになりがちである。故に、リクエスト曲も結果4曲と抑え気味ではあるが、この辺りは各会場で曲が入れ替わるそうだ。(SYUのMCより)
ULTIMATE SACRIFICEは昨年SYUのXでライヴでやりたいみたいな趣旨の投稿をしていたので、満を持してというところで、Part1の時のAngel of Salvationの立ち位置でFIXされるのではないかと予想する。
この日の会場は熱量がそれはそれは高く、THE REASON WE FIGHTから「オイ!オイ!」と客のテンションもマックス。この日はヘッドバン勢もそこそこ多かった印象。
今回のアルバム曲は客と一緒に歌うところが多いので楽しくて良き。
小野さん「一緒に歌いましょーぅ!」
↓
客「(キー高過ぎて)歌えねーw w 」
になりがちだが、そういう意味では今回のアルバムはよく考えられてるんだなぁと気づく。
ただ流石にHeartlessは一緒に歌うには高すぎるw。
演奏隊は流石のバカテクで安定感抜群。
ただ、IN WATER'S GATEの楽器隊パートは明らかに激ムズで、YUHKIがLEAの方ちゃんと見ながら弾いてるあたり、かなり大変なんだろうなと察するところ。あとFLAMES OF RAGEでは珍しく小野さんが少しズレると言ったこともあった。
つい当たり前のように見えて忘れてしまうが、やはりこのバンドの演奏は良い意味で常軌を逸している。
最後に小野さんだが、序盤LOST IN THE DARKNESSのソロ前で音源にないハイトーンを上げて会場を沸かせるなど、終始絶好調。
後半少しバテたかなと見受けられるところはあったが、まあツアー初日なので、その辺りはツアー中で対応してくるだろう。
SOLD OUTにして熱狂したライブで、ツアー初日にしてFINAL立川へのスタートダッシュが最高な形で切ることができないのではないだろうか。
このツアーでアルバム曲がどう進化していくのか楽しみだ。