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THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 "SHINE ON"@東京に参加して

日の並びの良くないゴールデンウィークの初日。
THE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演に参加したので、簡単に感想を綴っておこうと思う。

90年代後半にその独特なセンスで一世を風靡したロックバンドTHE YELLOW MONKEYも、2016年の再始動からもう8年も経つ。個人的にはイエモンを見るのは2019年のgrateful spoonfulツアーの横浜アリーナ公演以来。

場所は久々の東京ドーム。
2年前にL'Arc〜en〜Cielの30th Anniversaryを見に来て以来かな?
ちなみにここへは2017年にイエモンを見に来ていた。
2年前の時は1階席のスタンド最奥みたいな場所で見ていたが、本日は2階スタンドの前から2列目で見ることができた。
確かにステージからは遠いかもしれないが、ドーム全体を見渡せて良かった。

会場に入った段階で、ステージ液晶に数字のカウントダウンが表示されていて、カウントダウンが0になったら丁度暗転。

バラ色の日々
SHINE ON
Romantic Taste
Tactics
聖なる海とサンシャイン
BURN
ROCK STAR
楽園
SPARK
ソナタの暗闇
天道虫
太陽が燃えている
人生の終わりに(FOR GRANDMOTHER)
SUCK OF LIFE
LOVE LOVE SHOW
ホテルニュートリノ

(EN)
アバンギャルドで行こうよ
ALRIGHT
悲しきASIAN BOY
JAM
(復活の日)
WELCOME TO MY DOGHOUSE

率直に、平均年齢58歳のバンド、最高のパフォーマンスだった。おまけにHEESEYは61にして、この日が楽しみすぎて一睡もしていないとのことw
体制は、4人プラス三国義貴、鶴谷崇というツインキーボード体制。

途中ドキュメンタリー映像が入り、吉井和哉の手術から復活までの一連の流れが映し出された。
喉頭癌だったということはすでに公表の事実であったが、今回ドキュメンタリーではその患部画像も映し出され、見る限り、かなり病変は大きく、客席からもどよめきが出るほどだった。
結果手術を行い、今日に至るまでにある程度声を取り戻し、ドームに帰ってきたわけだが、その努力は想像を絶するほどの過酷さだったに違いない。
実際、吉井和哉の声は出にくいのか声が枯れていた。ただ歌唱はしっかりしていた。
過酷さを感じさせないほど、ライブ中はエネルギッシュな動きを見せるLovin。何度も寝転がったり、あと客からタオルを強奪して顔を拭いたりしてたな。

一応センターステージのようなものがあり、
曲によってANNIE以外の1人ずつセンターまで来てくれた。

オーラスの前に、曲のPV?が流れた。おそらく5月発売のSparkle Xの中の「復活の日」という曲だと思われる。
「oh it's restart oy My' World」
「復活の日にぴったりだ」
という歌詞が印象的である。

個人的に印象的だったのは、聖なる海とサンシャイン。
Tacticsの後に、EMMAと鶴谷による怪しい雰囲気のギターソロが入ったわけだが、オレンジのピンスポの中で弾いていたり、コード進行からひょっとしてと思ったが、ついに聞くことができた感無量だ。
この曲もそうだし、人生の終わりもそうだし、新曲としてホテルニュートリノや復活の日もそうだし、終わってみてれば全体として、生と死というストーリーも孕んだセットリストだったかなと。

「治ったらツアーやる」とのMCがあったが、まずはゆっくりしっかり治してほしい。
ひとまず目下発売の迫っているアルバムを楽しみだ。


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