ツインレイにとってのサイレント期間とは
紗和子です。
ツインレイに出会って5年になります。
この投稿は私たちの真実の記録です。
読んでくださる方の小さな心の支えになれれば嬉しく思います。
ツインレイにとって、サイレント期間というキーワードはよく話題にのぼります。
どちらかが(主に男性が多いですが)ふたりの関係から離れようとして、もう一方がそれを追いかけたり、なんとか元に戻りたいと思って苦しむのです。
離れる方をランナー、追う方をチェイサーと呼びます。
私たちにもサイレント期間と呼べるものがありました。
先に結果をいうと、わずか三日間だったのです。
出会って、一年半くらい経った頃のことです。
時々私の感情的な言動があったりして、彼は少し面倒に感じていたと思います。
そんな時、彼に対して執着する私の気持ちが、表面化する出来事がありました。
ほんの些細な出来事をきっかけに、もう会わない方向に進みました。
この時の感情的な嵐は、本当に不思議な感じで、思ってもいないようなことを口走ってしまったりするのです。
ほんの少しのネガティブな感情のブレが、大きく増幅してあらぬ方向へ進んでしまう。でももう後戻りはできない。
しかし「ふたりで会って話し合いなさい」とハイヤーセルフから言われているような流れがあり、三日後に会って話し合うことにしました。
この時の流れは本当に不思議な感じで、会うはずではなかったのに、急に予定が変更になってお互いに会う時間が出来たのです。
このことからも、ツインレイはお互いのハイヤーセルフから見守られていると感じます。
その後の短いLINEのやり取りで、私は落ち着きを取り戻しました。
私たちのツインレイとしての道のりはここまでか…もう元には戻れないのだと覚悟を決めた私は、自分の気持ちや考えに心底向き合いました。
最初は辛かったのですが、次第に彼への感謝と幸せを願う気持ちが湧いてきました。
たとえもう会えなくても彼が幸せであるならばそれを受け入れようと、心から思えたのです。
その時の私は完全に執着から自由になっていたと思います。
三日後、私は清々しい笑顔で、やってきた彼を出迎えました。
私がどんな気持ちでいるのか、出会ってからこれまでの時間を振り返って文章に書き起こしておきました。
私から何かを話すよりも、文章にして読んでもらう方が良いと思ったのです。
やってきた彼は険しい表情でした。
私のところへ来るのはもうこれが最後…と覚悟してきたようでした。
そして、もう紗和子とは会うこともないと思う。
そのようなビジョンも見たし、それが一番いいと思うと話しました。
私は何も言わず「私の気持ちはこれです」と三日間かけて書いた文章を差し出しました。
出会ってからの一年半あまりを詳細に振り返りました。
そして最後にこんな文章で締めくくっています。
『これから私は、あなたに出会う前の生活に戻ります。
きっと始めは心にぽっかりと穴が空いたように感じるかもしれません。
何を見てもあなたを思い出して悲しくなってしまうかもしれません。
でも私にはこれからやりたいことがたくさんありますから、きっと大丈夫です。
そう思えるのもあなたのおかげです。
あなたは私の創造性の扉をたくさん開けてくれました。
これまで私にたくさんの気づきや感動や、何よりもたくさんの愛を与えてくれてありがとう。
絶対に私の方がたくさん導いてもらったし、与えてもらったと思っています。
私はよくあなたに「この出会いは宇宙からの贈り物」「人生のご褒美だ」と言っていました。
こんなに幸せな人生があっていいのだろうかと思っていました。
今もそう思います。
でもいつかは離れる時が来るとも思っていました。だからこれでいいのです。
本当に素晴らしい終わり方をさせてくれてありがとうございます。
永遠にあなたは私の誇りです。
いま全てが美しく清々しく、完璧です。』
それを黙って読んだ彼は、少し考えてからもう一度やり直そうと提案してきました。
これで終わりにしてしまうのは違う気がすると。
意外でした。彼が一度決心したことを覆すことはないと思ったから。
私はそんな彼の潔さを知っていましたから。
私たちのサイレント期間は、三日で終わりました。
また新しい章を始めることになったのです。
なぜこんなに短い時間で終わったのか?
それは、サイレント期間とはどちらかの(または両方の)エゴを手放すための時間だったからです。
この短い時間の中で、私はこれまで捉われてきたエゴを解放したのです。
その翌々日のこと。空には大きな二重の虹が出ました。
私たちは別々なところにいたのに、同時にその虹を見ていました。
それは冬の日の夕方5時過ぎのこと。
普通ならその季節のその時刻に虹は見えないでしょう。
奇跡のようなダブルレインボーは、紛れもなく私たちへの祝福でした。
こうして私たちはツインレイとして新しいステージへと進んでいったのです。