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袴田事件の映画化

まずは、袴田さんの
無実が証明されて
晴れて、やっと、晴れて
おめでとうございます。

それにしても長い歳月だった。
長すぎる。

犯罪ではないが
自分自身も濡れ衣を着せられた事が
何度かあるので、その気持ちは
少しはいや、レベルこそ違うが
その理不尽さにどれだけ
悔し涙を流したことか。
いや、ほんとに悔しい時は
涙すら出ないものだ。

大なり小なり似たような経験は
誰でもあるのではないだろうか。

正義は、数や権力には
到底勝てないのだ。
世の中は理不尽だ。


無実は証明されたが
袴田さんの人生は戻ってこない。

無実でありながら
投獄された58年と言う長い年月。

これはきっと映画になるだろう。
もう既に製作に入っているかもしれない。

私が監督なら
袴田さんご本人よりも
58年間も弟の無実を証明するために
闘ってこられた
姉(ひで子さん)が主役だろうと思う。

そのひで子さん役は
高畑淳子さん以外に考えられない。
私生活でも色々とあったが
益々その深みを増してきた。
そして人間的にも魅力的で
大好きな女優さんだ。
色々と経験してきたからこその
適役ではないだろうか。


そして、忘れてならないのは
支援してきた方々だ。
この方たちの地道な支持活動がなければ
この長く厳しい闘いには
立ち向かっていけなかったのではないか。
この映画にはこの方々にも
スポットを当てたい。

どうか、私をその支援者の1人で構わないのでエキストラで使ってみませんか(笑)
なんてねw

映画のタイトル
「五十八」なんてどうだろう?
フツーか⁈

やはり、「イワオ」かな。
お姉さんはこの名前を
何万回も何十万回も叫び、
呼んだことかと想像する。
弟の無実を信じて呼ぶのだ。
血の涙を流したこともあるだろう。

他には
弟、冤罪、Hakamada、イワオなど。

と、妄想する今日この頃。

この国の司法こそが裁かれるべきで
憤りは止まらない。

世界一の姉と称されたひで子さんと
この事件を書籍化した本を
ぜひ読んでみようと思う。

ちなみに袴田さんの生涯を描いた
ドキュメント映画が
まもなく公開されるようです。

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