リバーブをかけるときの備忘録
ずっと上手く使えていなかった、
BUSやセンドについて、常識レベルの知識を備忘録に。
「リバーブはセンドで」という恩師の言葉だけを記憶して、
何となくでやり過ごしていたセンド。
BUSとかAUXとかも関係ありそうだけど、よう分からん機能。
今回は、「BUS」「AUX」「センド」についての情報をまとめます。
「BUSトラック」… 複数のトラックを一つにできるトラック
パート分けしたドラムトラックや複数のギタートラック等を
一つの「BUSトラック」にまとめて出力することができる。
(メリット)
mixしたバランスはそのままに、
まとめて同じエフェクトをかけたり音量調整したりできる
「AUX(おぐじゅありー)トラック」…音を分離できるトラック
「AUXトラック」も「BUSトラック」同様に、
複数のトラックを一つにまとめることもできる。
「BUSトラック」との違いは、音を分離(センド)させることができ、
さらに、分離する量も自分で決めることができる点。
任意のトラックを選び、「AUXトラック」を作った直後は、
選んだトラックの完全複製体ができている状態。
この状態から、
例えば「AUXトラック」にリバーブを刺して、Dry(元の音)を0にすれば、
「AUXトラック」からは、リバーブがかかっている音だけが出力される。
つまり、その状態で全トラックを再生したときには、
元トラック+リバーブ音だけの「AUXトラック」が出力される。
※「BUSトラック」は、複数トラックを一つにまとめているだけなので、
「BUSトラック」にエフェクトをかけて全トラックを再生したときには、
エフェクトがかかった「BUSトラック」のみが出力される。(はず)
(メリット)
・元の音は残しながら、エフェクトのかかり具合を調整することができる
・各トラックに1つひとつエフェクトをかけるよりも、CPUの負荷軽減になる
「リバーブはセンドで」って何故??
CPUの負荷軽減ができたり、
複数のトラックに同じリバーブをかけることで
トラック全体の一体感を出すことができたりするので、
「リバーブはセンドで(=AUXトラックを使え)」ということみたい。へー。
感想
色々まとめてみた感想としては、表現したいイメージによっては、
必ずしもセンドしてリバーブをかけることもないのかなと思いました。
でも、まあ、BUSは普通に便利機能だと思ったので、
ガンガン使っていこうと思いました。(今まで全然活用できてなかった、、)
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