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Tableau WP備忘録 〜最適なチャート/グラフ を選択する方法〜
どうも、ユータです。
読んだよっていう実績と、心に留めておきたい内容をメモしたものです。
今回読んだ記事はこちらです
みなさん
データを視覚化する時、どのような方法が最適なのか意識していますか?
データを効果的なビジュアライゼーションやダッシュボードに変換することが、データを活用して インパクトを与えるための最初のステップです。
棒グラフ
最もよく使用されるデータビジュアライゼーションの一つ。
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得意技
比較、相違点の強調、傾向、外れ値の表示、経時的な高低の確認
こんな時に使おう!
複数のカテゴリーに分割できる場合
上手に使うには?
色でインパクトをつける。
積み上げや並列棒グラフを使って分析に深みを加える。
直感的に触れるマップと組み合わせる。
両軸を使って傾向と外れ値を際立たせる。
折れ線グラフ
経時的なデータの傾向を確認するのに使用されます。
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得意技
日付型、時間間隔、その他の順序データ等の様々なディメン ションを横軸として使用することができる
こんな時に使おう!
ある値から別の値への変化を視覚化したい時。
上手に使うには?
相性がいい棒グラフと組み合わせる。
折れ線の下のエリアに影をつけて、数量をすぐ理解できるようにする。
円グラフ
他のビジュアライゼーションに詳細情報を追加する場合に役立ちます。
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得意技
シンプル。ドリルダウンで使える。
こんな時に使おう!
円グラフだけでは正確に比較できません。
補助的な役割で使いましょう。
上手に使うには?
円グラフの分割数は制限する。
マップの内訳として一緒に使う。
マップ
あらゆる種類の位置情報を簡 単に視覚化できます。
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得意技
データの傾向と場所の相関性を示すシンプルで説得力のある手段
こんな時に使おう!
郵便番号や州名の略称、国名やカスタムジオコーディングがある場合。
上手に使うには?
マップにフィルターをセットし、他のチャート詳細を見る。
マップにマークを重ねる。
ヒートマップ
他のマップではマークが重なって隠れてしまうようなパターン、
または相対的な集中を明らかにします。
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得意技
データポイントのより多い場所または少ない場所の特定。
こんな時に使おう!
狭い地理的エリア内に多くの データポイントがあるデータセットを扱う場合
上手に使うには?
ページを使って経時的に変化をみる。
データの内容によってはイメージしやすいように背景イメージを使用する。
散布図
異なる変数間の関係を調査する効果的な方法です。
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得意技
1 つの変数が他の変数の予測因子となるか、お互いに独立して変化するかわかる。 クラスター分析や傾向線のような分析によって強化することができる。
こんな時に使おう!
テクノロジーを早期に導入する人とそうでない人の購入パターン。
製品カテゴリー別の各地域への配送費。
上手に使うには?
クラスター分析でグループ化する。
ガントチャート
アクティビティの経時的な変化を表示します。
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得意技
時系列に関連するどのようなデータも表現することができる。
こんな時に使おう!
プロジェクトのスケジュール。
機械の稼働期間。
チーム内の選手の参加可否。
上手に使うには?
色を追加する。
マップやその他のチャートと共に相関性を示す。
バブルチャート
厳密にはビジュアライゼーションの一種ではありません。
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得意技
円の大きさや色に変化をつけることで、大量のデータを一度に表示できます。
こんな時に使おう!
テクニックとして使用。
散布図やマップに詳細情報を追加し、3つの以上のメジャー間の関係を示す。
上手に使うには?
色を追加する。
マップに重ねてデータの集中度合いを相対的に伝える。
ヒストグラム
異なるグループのデータがどのように分布しているかを示します。
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得意技
データを特定のカテゴリー「( ビン」 とも呼ばれます) にグループ化し、各カテゴリーのレコード数に比例するバーが割り当てられます。
こんな時に使おう!
企業規模別の顧客数、学生の試験の成績、製品の不具合発生率。
上手に使うには?
データごとに様々なグループ化を行い、どのグループが適しているかテストする。
色を追加してビンの内訳を示す。
ブレットグラフ
ブレットグラフは棒グラフの一種です。
使用スペースを節約しながら、より多くの情報と比較ポイントを提供します。
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得意技
目標に向けた進捗を簡単に比較できます。
こんな時に使おう!
「現在どのような状況にあるか」をすばやく確認するためのダッシュボードに最適です。
上手に使うには?
背景に色をつけ、達成度合いにしきい値を示す。
他のチャートとともにダッシュボードへ追加し、生産性の高いディスカッションへ導く。
ハイライト表
ヒートマップをさらに進化させたものです。
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得意技
正確な数字を表示しながら、色を使用して見る側の注意を引くことができます。
こんな時に使おう!
ターゲット市場におけるセグメンテーション分析。
地域全体の製品導入状況。
各営業担当者が持つセールスリード。
上手に使うには?
他の種類のチャートと組み合わせることで、特定の断面をドリルダウンできる。
ツリーマップ
異なるセグメントに分かれたデータと全体とを関連付けるものです。
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得意技
スペースを効率的に使用できる。
こんな時に使おう!
各カテゴリーの全体を比率で示す。
上手に使うには?
カテゴリ別に色をつける。
棒グラフの内訳として組み合わせる。
箱ヒゲ図
箱ヒゲ図 (ボックスプロットとも呼ばれる) は、データの分布を示す一般的な方法です。
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得意技
「箱」には、データの中央値と
第 1 四分位数および第 3 四分位数 (中央値より 25% 以上および 25% 以下)
が含まれる。
「ヒゲ」は通常、
四分位範囲 (IQR) (第 1 四分位数と第 3 四分位数の差分)
の1.5倍内のデータを表します
こんな時に使おう!
ヒゲはデータの最大および最小ポイントを示す。
上手に使うには?
ボックス内のポイントを非表示にして、外れ値を見つけやすくする。
ディメンション全体で分布を素早く比較する。
ロウソクチャート
一定期 間における金融商品の指標を示す財務分析で使用されます。
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得意技&こんな時に使おう!
金融商品の始値、終値、高値および安値の推移を理解しやすい形式で表示します。
上手に使うには?
多くのデータポイントが重なる場合、複数の別々のロウソクチャートを表示する。
日付でハイライトできるようにして、時系列データの追跡ができるようにする。
最後に
チャートってたくさんあるんですね。
これ以外にもまだまだあるようですが、まずは基本セットを使い分けれるようになりたいです。
私は棒グラフが便利すぎて多用してしまう傾向にあります。
Vizが増えてくるようだったら一度立ち止まり、他にいい表現がないか考えることにします。