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バケモノの子(劇団四季)
観にいってきました。
涙もろさの爆発で、後半止まらず……。
皆さんは、細田守監督の「バケモノの子」はご覧になったことはありますか?
ネタバレもふくむかもなので、観てない方は、
気をつけてくださいね。
人間界と、バケモノ界も舞台を駆使し、表現されていて分かりやすく、世界観も大事に構成されていました。
話の内容が、家族、成長、生き方…なので、自分の子供のことや、家族とリンクしながら共感できる部分が多かったです。
歌要素あまりないような?作品だと思っていて、ミュージカルの演出にどう持ってくるのかなぁー?って、そして最後の鯨のシーンも、どんな演出になるのか?ワクワクしてました。細田守監督の世界観を丁寧に作品に入れてあり、鯨シーンも、プロジェクトマッピング、パペットを使い、素敵な世界観になっていました。
"ビーストモード"の演出も凄かった。3名の役者さんがパペットを操って、ビーストを表現!
迫力凄かった!大胆な動きも、繊細な動きも作り出していた。動かしている役者さんたちは、観客側からみれば、居ない存在なのに、顔も作っていて、全身で表現している。
そしてストーリー、バケモノと人間、違う人種だけど、子供を育てることの難しさ、楽しさ、愛情のかけ方、表現、今の自分に置きかえて、「ああ、子供にどうやって接していたっけ?」
「彼が悩んでいた時に、私ちゃんと話聞けていたのかな?」「私はちゃんと母親だったか?」
「ちゃんとした母親ってなんだ?」と、自問自答していました。
自分というものを、知ること。自分の中にある剣を見つけること。持つこと。
負の自分も受け入れる、悪しも含めて自分。
血の繋がりだけではなく、まわりの大人たち、社会が、次の子供達を作っていくこと。
一気に色んな感情を魅せてくれました。
その波に感情が揺さぶられ、涙が止まらなくなりました。
当日、高校生の皆さんが、先生と一緒に集団で観に来られてました。授業の一環なのかな?
作品に触れる機会もいいと思うし、若い皆さんにぜひ触れてもらいたいと思いました。素晴らしい学校ですね。私の時代には無かったので羨ましいです。
そして、作品に出てくる「白鯨」アメリカの作家
ハーマン・メルヴィル
学生の時に読んでうっすらの記憶しかない、残念な結果ですが……。何か深いところで繋がってる?と、気になって仕方ない……。
そして最後に、好きなキャラを…
多々良です!ユーモアがあって、熊徹のこと色々あっても信じてる仲間で、コミカルな演技も目にすぐ入る。
もし、観る機会があれば、ミュージカルで。
そしてアニメも見て欲しいです!
画像は、パンフレットの表紙です。