京大少年と娘

ロザンの菅さんが書かれた京大少年を読んだ小1の娘。
「ふみくんの気持ちわかるわ〜!」

というのは、
賢いねと言われまくっていた幼少期の宇治原さんが
「鳥が空飛べて賢いねって言うんか?」
「魚が泳げて賢いねって言うんか?」
「なめてんのか!」
と思っていたという
冒頭部分。

未就園児の頃から
賢いねと褒めても全く喜ばなかった娘。
あなたにとっては、できて当たり前のことだったからなのね。
合点がいきました。

でもね。
喋りだした2歳頃から
教えてもいないのに
ひらがなもカタカナも数字もアルファベットも漢字も読み、
四則演算の概念を説明し、
今では六法を読んでいるあなた。

相対的に見て賢いと言われる部類なんじゃないかと
ずっと、ずぅっと、母は思っているのです。
怒るので口に出すことはしていませんが。

年少の頃には
「みんなが賢いって言ってくる。私は普通なのに。」
と、自分の普通が周囲に理解されず
泣いていたこともありました。
今では折り合いがついたのか、賢いと言われても聞き流せるようになりました。
相手によって言葉を選んでお話できるようになりました。

菅さん、ありがとう。
著書に出会えたことで
娘の気持ちを
完全に理解はできなくても知ることができました。

宇治原さん、ありがとう。
話の合う同年代のお友だちがいない娘の将来に
希望が持てました。


お二人に、この感謝が伝わることを願って。

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