ボカロPを続けている理由
こんにちは。今回は、取り止めのない話をします。ボカロPを続けている理由ってなんなんだろうなあと自分で自分を分析してみます。
まず、最初に始めたきっかけは「時間ができたから」でした。新しい会社に転職して、定時で帰ることが多くなりました。そのため、余暇時間がてきました。
昔から音楽活動をしてみたいと思ってました。
楽器が弾けないので、DTMなら出来るだろうと初音ミクのバンドルを買ってやってみました。
最初はDAWで音を鳴らすのすら難しかったです。「季節は次々死んでいく」のメロディを打ち込んで、初めて初音ミクが歌ったときとても感動しました。
それから3ヶ月後くらいに初めてオリジナル曲を作りました。そして、初めてネット上に公開しました。
再生数やいいねがすごく嬉しかった。
だいぶ後に気づきましたがボカコレの次の日にデビューしてたみたいです笑
当時はボカロ界隈のことなんて何も知らなかった。わりと初期の曲を消してしまう方が多いですが自分は残してます。その時の曲です。
その後、色々な投稿祭に参加しました。
どんどんと知り合いのボカロPが増えました。
評価や感想をいただくことも増えてきました。
感想は短くても長くてもめちゃくちゃ嬉しい。
そこから色々と作曲依頼を引き受けたり、コラボをしたり活動を徐々に広げていきます。
なんだかんだ月に一度は新曲を出してました。
そして、子どもが生まれて、育休に入りました。
その時、Twitterで沢山の人にお祝いしてもらえたのが嬉しかった。そして、かわいすぎる。我が子。らぶ。
育休中は、嫁と子どもが寝ているタイミングにさっと曲を作ってました。曲の作成にかかる時間はかなり短くなりました。フルコーラス4時間あれば出来ます。ただしミックスはラフにやるなら30分くらいでこだわると時間は無限大。
ここら辺はその時その時の決めた日程に合わせます。
そんなこんなで、プライベートやら仕事やら色々変化があった中でどんな時でもコンスタントに曲を作り続けています。
ここで言っておきますが、物事を継続するのはかなり苦手です。
筋トレは三日坊主です。ダイエットは「明日から本気出す」といって永遠に明日がきません。
そんな自分ですが、作曲やボカロP活動は続けている。
理由はシンプルな気がします。
ただ、曲を作るのが楽しいのです。
音が、メロディーが、和音が、歌詞が、重なり合って一つの曲になった瞬間の喜び。
自分の中の見えない感情が音として聞こえてくるのです。
「ああ、自分はこういう気持ちなんだ」
そうやって自分を見つめ直します。そして、一曲ずつ自分のその時の感情の記憶のコレクションになっていきます。
活動二年くらいで60曲は作りました。
そのどれもが愛おしい。
ボツ曲もあります。それをボツにした理由もスッと思い出せます。自分の心を表現しきれていない。
人に聞いてもらえて、喜んでもらうのは音楽の一つの到達点です。
ですが、一番最初に自分の曲を聴くリスナーは自分なのです。
その自分が感動できない曲が誰かの心を動かせようか?いや、動かせるわけがないのです。
だから、ある意味、自分は自分のために曲を作っています。もちろん誰かに聞いてもらいたい。だけど、一番は自分の気持ちを確かめたい。
そこはブレずにいたいです。
だから、音楽は楽しい。音楽が人生を紐解くから。音楽との出会いは誰かとの出会いとイコールだ。自分の曲との出会いは知らない自分とのはじめましての挨拶だ。
以上です。結論としてはシンプルです。「好きだから続いている」それだけです。
最後に。
①アルバムをサブスク配信しました。「世界、宇宙、愛」メグは空を見る&星界
好きなものを詰め込みましたなアルバム。
https://big-up.style/tj6kgwRPlB
②新曲です。ボカロ民族調曲投稿祭の曲です。
これでほんとのほんとにおしまい。またね。