ミラノ発
藤田真央のScalaデビュー
リッカルド・シャイー指揮
スカラ座オーケストラ
世界情勢が困難を極める中、ピアニスト藤田真央はスカラ座において、ソリスト変更無しという大チャンスを掴み、華々しくデビューを飾りました。
曲目は、はじめにゲルギエフ氏と演奏する予定だったチャイコフスキーのPianoコンチェルト2番からラフマニノフのPianoコンチェルト3番へ変更となりました。
日本から祈り続けてようやく本番を迎えた時は本当にホッとしました。
おめでとうございます。
またこの夜の出来事により、ルツェルン音楽祭への出場が決まり、シャイーさんとラフマニノフのPianoコンチェルト2番を2022年夏に披露する運びとなっています。
向いてる運を掴み取る、これこそ超一流の証、その実力や音色の柔らかさ、美しさから見ても既に日本人ピアニストの頂点に立ったと言っても過言ではないかもしれません。