真っ赤なバレンタイン〜失敗だらけのお菓子編〜
こんにちは!
牡牛座 B型 52歳 カフェ勤務のReikoです。
前回の『真っ赤なバレンタイン〜創作編〜』を見て下さった方、大変嬉しく思います。
ありがとうございます。
引き続き、勤めてるカフェでバレンタインに向けて取り組んだお菓子作りのことを書いてみました。
バレンタインのお菓子と言ったら、そりゃもうチョコレートでしょ。
しかし…創作オブジェやリース同様、お菓子もほぼ今まで作った事ない。
正直スイーツに興味がなかったし、好んで食べなかったし。
小腹減ったらスイーツよりも「ラーメン食わせろ!」の外見おばちゃん、中身バリバリのおっちゃんなので、そんな自分でもスタッフみんなで取り組めるモノ…。
色んな資料漁って、無い知恵絞って、頭ん中で出来た!いつものほぼ完成絵図!
『濃厚生チョコタルト』に決定!
【1】失敗だらけのタルト生地作り
まずはタルト生地作り。カフェの雰囲気に合わせて大人っぽくしたかったので、ダークなココアタルト生地にしよう。
と、ここまでは意気揚々と良いスタート切ったのですが、直径6cmのセルクルの底と側面に綺麗に生地を貼るのが至難の技。
(1) 時間かかり過ぎ、営業の仕事ままならず→失敗…頑張って早くしよっ!
(2) 躍起になって、生地完成。そしてオーブンへ。
焼きあがったが、雑過ぎて見た目ブサイク、生地分厚くなり過ぎで食べたら前歯が折れるかと思った→失敗…次、いってみよう!
(3) 生地の厚さ2ミリ目指したが、生地ダレる、ちぎれる、散々→失敗…はぁ、、いやっ、まだまだ!
(4) なんとか焼いた。穴あいた。チョコレート漏れる→失敗…もぅ、無理…。
涙目でチーフに私、「市販のタルト生地買って下さい…。」
チーフ「はい…了解です。」
ここですでに、私の頭ん中の大人っぽいタルト絵図は無惨に散っていきました。
いやいや、市販のタルト生地カップ使っても、まだ美味しすぎるタルトの中に流し込む『ガナッシュフィーリング』があるじゃないか!
頭切り替えて、感動モノの『ガナッシュフィーリング』作りに入ります。
【2】ガナッシュフィーリング作り
ガナッシュフィーリングは至ってシンプル。
生クリームと牛乳、卵黄、チョコレートのみで作ります。
シンプルなゆえに、製菓用のカカオ65%のクーベルチュールチョコレートをたっぷり贅沢に使って。
濃厚なパーセンテージの高いチョコレートにはオレンジピールがよく合うの〜!
が…これもやらかしました。
(1) タルト生地にたっぷり流し込んだチョコレートの上にオレンジピールを可愛くトッピング。
えっ…? オレンジピールが…沈んできた??
いや、気のせい…と、とりあえず…オーブンへGo!
余熱で180℃でオーブンを温めたら、50秒でチョコタルトを焼き、その後10分ほどオーブンに入れたまま置いておきます。
その間、ソワソワ。
そ〜っと天板取り出し、見てみたら。。
げっ…オレンジピールが焦げてる?! →失敗…ひゃぁぁぁ〜!
(2)気をしっかり持って、リベンジ。
今度は焼いた後、最後にトッピング。チョコレートが熱いうちに刻みオレンジピールを →失敗…ではないが…あれ?? 全く映えない…頭ん中の絵図と違う…?
やべぇ!チョコレートが冷えないうちになんとかしなきゃ!!
なんかねぇかぁ?!
カウンター内で1人パニック!!
うおぉぉぉ、どうしようか…よっしゃ!これ使おう!
他のスイーツで使ってるドライグランベリーの実を刻み、砕いたピスタチオを撒いた。いや、トッピングした。
焦ったぁ〜!
久しぶりに焦ったぁ!→なんとか完成!
【3】世に出た
やっとこさ、カフェのレジ横に出ました。ほっ。。。
【4】学んだこと
何事もアバウトでしか今まで生きてこなかった私。お菓子はアバウトでは作れないことがよくわかりました。早くに母を亡くしたので、日々のご飯はとにかくウチの男どもに食べさせるため、スピーディーにアバウトに目分量でやってきたけど、お菓子だけはそれが通用しない、いい加減にしたら途端におかしくなるし、出来るまで目が離せないモノだと言うことを勉強させていただきました。
お客さんに注文されるたびに『どうも、ありがとう…』と、ふわっと腰が浮くぐらい有り難く、嬉しかったです。
【5】おまけ
バレンタインに、一応パートナーである『おとーちゃん』にウチでも作りました。
『お金持ちさんはチョコレートが好き。』
と言うのを聞いたことがあります。
私はあんこが大好きで、チョコレートが今まで苦手でした。が、ここまで失敗し、試食ばかりすれば、チョコレートを好きになるか、嫌いになるかです。
好きになりました〜!
ふふふっ、お金持ちの仲間入り出来たらいいな。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
では、また〜。