MTG Arena (アリーナ)の運営が不正を認めた?
はじめに
前回の記事で、MTG Arenaでは、確率の操作、マッチングの操作が疑われると書かせていただきました。
初心者対策であったり、ゲームによってはある程度マッチング操作を認めなくはないのですが、MTG Arenaの場合は課金マネーでの実質試合賭博があったり、元々運用要素のあるゲームですがそれが、自身の運ではなく、運営に意図的に操作されていて面白いと感じますか?
対人ゲームの場合、大なり小なりメタ的な読みあいが必要になってきます。
MTGの場合は流行りのデッキに対して強いデッキを用意したり、あるデッキに特効ではないけど汎用的に戦えるようにしたり、あの嫌いなデッキ(ハゲ○ね)にだけは絶対に勝つと試行錯誤するのが楽しみの一つです。
カードリストをあれじゃなこれじゃないと眺めたり、時には強い人のデッキを参考にしたり、カードゲームの醍醐味です。
さてそれが運営によってマッチング操作されていた場合どうなるでしょう?
せっかくデッキを組んだのに、急に予定した相手と当たらなくなった、今まで当たらなかったタイプのデッキにばかり当たるようになった。
デッキを構築するのなんて時間の無駄でしかないですね。
これが非常に多く感じられます。
(そうじゃないと言う人は何かしらの理由で負け番の仕組みから外れているだけです)
アホみたいなバベルデッキがArenaでは元気なのがいい証拠です。
これはMTGのフリをした、なんか別のゲームと言ってもいいレベルです。
運営の回答
一部試合には賭博要素があるため、運営に「手札の確率」、「マッチング操作」について何度か確認のメッセージを送信しました。
帰ってくる返事は、ほぼコピペで以下の通りになります。
私信とは言えないレベルの文章なので、何通か載せますが見事にコピペですね(笑)
実はこの回答には重要な問題が含まれています。
運営が実質認めた不正について
回答を読んで素直に「ほら同じルールで平等じゃないか」と思った人は、悪い人じゃないのかもしれませんが、読解力が不足していて騙されやすい人なんだなと心配になります。
文章にある「意図」ですがまずこれが明示されていません。
「ランダム」や「確率」及び「マッチング」に自信があるのなら、そう記載するればいいのに、具体的には一切書かれていません。
ではなぜ確率について書いていない(書けない)のかと考えると、訴訟大国のアメリカで、確率がおかしいとばれたときの訴訟を恐れているのではないでしょうか。
なのである意味とても正直な文章と捉えることもできます。
それ以上に問題なのが次の文章です。
素直な日本人は「ほら平等じゃないか」と思うかもしれませんが、とんでもありません。
確率を保障されてない以上、例えば「課金額に応じていいカードがでます」「欧米人が有利になるように相性のいい相手を探します」それらはすべてのプレイヤーに適応しますでも通用するのです。
いかにもMTGぽい文章です(笑)
みんな同じルールだから、勝ちたかったら課金してねでもまったく問題のない回答なのです。
訴訟を回避しながら、相手をだますにはこの辺りの回答が限界だったのでしょうね。とても人を馬鹿にしています。
最後に
マッチング操作については、グーグル等で「MTG Arena 内部レート」などのワードで検索をすれば、MTG Arena信者が言うカルト的な妄信より、よほど信用できる記事がいくつかでてくると思います。
一つだけ簡単な実験をしてみました。
身内に新規アカウントを作ってもらい、負け番が疑わしアカウントとほぼ同じデッキを作ってもらいました。
この二つ、初期の手札、特に土地については目に見えて違うのですが、何より違うのはマッチングに掛かる時間です。
同じランクで試しましたが、新規のアカウントの方が明らかに早い。
逆に言えば、マッチング時間が長いときは「負け番」か「勝ち番」どちらかに操作されている可能性があるので、10秒過ぎたくらいでキャンセルを押すのも手かもしれません。(試してませんが)
時間がなかったので簡単な検証だったので、数十回がたまたまその傾向がでたのかもしれませんが、初心者優遇はあるのかもしれません。
それ以外の「負け番」が生み出した相手の1勝は一体どこの消えているんでしょうね(笑)
運営のこの回答一つみても、「課金額」や「国籍」等の疑いが生まれるのは当然の結果です。