Javaプログラミングの職業訓練に応募してみた
※202xごろのお話し
まさに、元巨人で活躍した少し太った4番並みの強振だった。
『来月で退職します』
『有給休暇が1ヶ月ほどありますので、実質勤務は今月いっぱいとなります』
2020年の9月の第三週目に、私が電話越しで上司に言った言葉である。
上司からは
「マジで」(笑)
の一言
私のレフトスタンドを狙ったフルスイングは、そんなスイングではスタンドに入らないよ。というような反応で返されたが、もちろん退職した。
なお退職宣言後の出勤は、5日程度しかしていない。
私には時間が無かった。
理由は職業訓練の申し込みには、離職していなければならない。
もちろん勤務中に情報を集め計画を立てた。
退職後の計画はこうだ。
退職後の計画
1. 失業手当をもらいながら職業訓練に通う。
2. 職業訓練後に転職する。
至ってシンプルな計画だ。職業訓練に通うメリットがある。
メリット
1. 自己退職者には失業保険をもらうまでの待機期間の変化がある。
2. 未経験、異業種の転職率若干アップ。
3. 雇用保険適用外だと、条件を満たせば10万円ほど貰いながら職業訓練に通える。
職業訓練は役に立たない、時間の無駄と言う人もいるだろうが、繋ぎにはこんな有難いシステムを利用させていただくほかない。
話は戻るが、私の受講する訓練はJavaプログラミング養成学校だ。プログラミングのプの字もわからないが、PCひとつで働くスタイルは理想的で憧れだ。
少なくとも今の業種を続けるよりかは手に職もつく。このタイミングを逃せば3ヶ月以降になる。
流石に逃せないと間髪をいれず上司に電話した。
「ワンチャン3ヶ月後でもよくないか」(笑)
スマホの向こうから半笑いの上司の声が私の耳に響きわたった。
それはさておき職業訓練には種類がある。
職業訓練の種類
1. 公共職業訓練
2. 求職者支援訓
雇用保険受給している人が、求職者支援訓練に応募する際は雇用保険の短縮関係・通勤手当などのことが関わってくる。詳しいことはハローワークに聞いたほうが良い。
次に職業訓練に申し込む準備の流れ。
職業訓練申し込みの流れ
これは私が住んでいる流れなので、他の都道府県はどうか不明なところ。
1. 事前説明会(参加はしていたほうが良い)
2. ハローワークに行く
3. 受講申込書3枚記入
4. キャリアコンサルティング予約
5. ジョブカード4枚記入
6. ジョブカード4枚・受講申込書3枚持ってキャリアコンサルティングと面談
7. ハローワークに受講申込書提出
8. 訓練校に受講申込書提出
9. 選考日
10. ハローワークにて事前審査申請日
11. 入校手続き
このような流れになる。
手続きが面倒ではないと言えば嘘になるが、手順通りに進めばなにも問題ない。
職業訓練を受講できる条件があっても100%受講できるわけではない。
募集人数が応募の人数を超えれば当然選考になる。募集人数が全く集まらなければそもそも開催しないこともあるらしい。
選考方法
1. 試験のみ
2. 試験と面接
私が今回受講するJavaプログラミング養成学校は、国語と算数の点数の上位から選考してくとのことだった。
数学ではなく算数だ。
普通の人は試験前にある程度復習すれば問題ない試験だ。
しかし、だがしかし、私は高卒で限りなく勉強をしてこなかった人間だ。
それなりに気合を入れて、小学生から時間をかけて復習をし、試験日まで禁酒など心の対策もバッチリで、当時を迎える準備をした。
試験人数
プログラミング・WEBデザインは職業訓練の中でも人気の部類だ。
私が今回受けるJavaプログラミング養成学校は、コロナウイルスの影響もあり、応募が殺到しているとハローワークの係員から聞いた。
実際に試験会場につくと募集人数が21名に対し45名ほどいた。倍率は2倍ほど
選考方法はいたって簡単。国語と算数の点数を、上位から選考していく方法。面接などない。食うか食われるかの弱肉強食だ。
もし他の受験者に
「お手洗いどこらへんにありましたか?」
と聞かれても律儀にお手洗いまで案内する心の余裕は私にはない。
『絶対話しかけんじゃねーよ!』
と言わんばかりに、ニット帽を深くかぶり、誰とも目も合わさず勝負の試験時間まで椅子の上で固まっていた。
試験内容
試験内容は簡単な計算、簡単な読み書きだ。
今回の選考は単純に点数の上位21名が晴れてJavaプログラミング養成学校に入校できる。
受験者
若者が多いと私は思っていたが、老若男女の受験者がいた。
正直受験者の顔つきを見た瞬間
『あっ無理だな』
と私は思った。
結果
結果は約1週間後にホームページに合格者の受験番号を記載、郵送で通知のふたつだった。
緊張しながらホームページを見た。
私の受験番号はラモス瑠偉と同じ10番だ。
郵送Ver.
さよなら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?