【アトピー書評③】アレルギーの9割は腸で治る!(藤田絋一郎:著)
私のアトピー歴
アトピー歴40年の私の自己紹介
https://twitter.com/gonziriatopi
まず私について軽くご紹介すると、生まれながらのアトピーもちでその年月は40年に至ります。
34歳の時にダイエット目的で始めた糖質制限でアトピーが良くなっていることに気づき、そこから本気でアトピーを治してみようと色々トライした結果、ステロイドを使用せずとも生活ができるようになり、医者もいつの間にかいかなくなりました(そうです、アトピーを克服したのです!)
でも40歳になり原因不明のアトピー再発。そこから再度あの時を思い出し糖質制限に挑戦するもアトピーは改善せず、あの時本を読んだことを思い出し、もう一度ゼロから自分の体と向き合う覚悟を決めました。
原因を突き止め、実際にアトピーが良くなるまでをつづった記録を残すとともに、誰か一人にでも私の経験が役に立てばと思い(また自分が再発したら見返すためもある)noteにまとめる覚悟を決めた次第です。
私がアトピーを克服するきっかけとなった本をご紹介するシリーズ:その③
最初のご紹介した本「油を断てばアトピーはここまで治る」と前回の本「病気がイヤなら「油」を変えなさい!」を読んだボクは、腸内環境を改善することがさらにアレルギー改善につながると思い、本を探したどり着いたのがこの本でした。
この著者の藤田絋一郎先生はちょっと変わった先生で、「寄生虫が人間の体にいいこともしている」ということを知ってもらうために人体実験と称して自分の腸にサナダムシ回虫(蟯虫)を15年も飼っていたという興味深い先生です。
もちろんそれを他人に勧めていたわけではないのですが、その体験をもとに「アレルギー反応は寄生虫だけではなく、細菌やウイルスなどの微生物が抑制する」ことを発見しました。経略は以下に詳しく
著者のプロフィール
1939年旧満州生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。東京医科歯科大学名誉教授。81歳没。死没日をもって従四位、瑞宝中綬章を授与された。専門は寄生虫学・免疫学。奄美・沖縄への医療調査団に同行したことがきっかけで寄生虫学の道に進み、フィラリア対策に没頭した。日本人の過剰な清潔志向が免疫力を低下させると警鐘を鳴らし、寄生虫や細菌と共生する大切さを訴えた。
著書に『笑うカイチュウ』(講談社、1994)、『共生の意味論』(講談社、1997年)他多数。
作品の背景
藤田絋一郎先生は、昔はアレルギーの子はひとりもいなかったことに注目し、なぜこんなに増えてしまったのか疑問を持ちました。研究の末、腸内細菌も寄生虫と同じようにアレルギー症状を抑える分泌液を出していたのを見つけます。本書では、アレルギーの起こる仕組みや原因を分かりやすく解説し、腸内細菌を増やすための実践的な方法をあげておられます。
本の概要
本の詳細な内容はぜひご購入いただいてもらうとして、実際に私が大切だと思う部分を5つに厳選して抜粋・引用しながらご紹介したいと思います。
自分の感想や批評
今回も本のさわりの部分だけ抜粋しました。
抜粋させていただいたこれだけの情報でも目からうろこな発見だったのではないでしょうか?
藤田先生はこのほかにも過剰な清潔な環境に警鐘を鳴らしています。
「抗菌・除菌」やウォシュレットなどのキレイ社会などの「清潔信仰」はカネになるとおっしゃっています。人間には必要な菌がたくさんいるのに、それまでも洗い流し死滅させては本末転倒だということですね
過剰な清潔信仰に関して興味深いデータがもう一つあって、兄弟が多いほどアレルギーが少ないということです。兄弟が多いとみんなに目が行き届かない分、あまり清潔にし過ぎないように育てることになり、アレルギーが抑えられたというのです。同様の調査はイギリスでも行われ、結果は同じだったそうです。
さいごになりますが、先生は糖の摂りすぎは腸を荒らすと言っています。糖質制限は腸内環境にも有効ということですね。
今回は大きくアトピーやアレルギーに関することをピックアップしてみましたが、腸内環境の整え方や腸活動の詳しい説明などは是非本書を手に取って読んでいただければと思います。
【まとめ】私のアトピー奮闘記(長文)
結論をまとめたnoteは「こちらの記事」にありますので、
・まだご覧になっていない
・本気でアトピーに悩んでいる(苦しんでいる)
方はこちらだけ読んで実践していただければ十分です
https://twitter.com/gonziriatopi
いつも応援ありがとうございます。
スキ💓コメント✍️フォロー📣
いただけたら励みになります。