ワルキューレによってオタクになったダンサー「シン・ゴンザ」
挨拶は久しぶりかはじめまして。
シン・ゴンザ と申します。
この度、"ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜"を終えて、無事(?)ワルキューレロスを抱えて生活をしております。
この気持ちをどこかに吐き出したいと思い、noteを書いてみようと思いました。
きっと拙い文章だし、自分のことを知らない人が読んでもあまり面白いものではないと思いますが、自分で見返す用途も含めて、記録として残しておこうかと思います。
軽い自己紹介
とは言え、初めてnote書くので軽く自己紹介を。
(早く感想書けって思うよな、すまん🙏)
タイトルにも書きましたが、今でも趣味でダンスをやってる一般男性です。
高校からやっているので、歴だけで言うと15年くらいになります。
大学時代のほとんどをダンスに費やし、アニメはほぼ観てなかったです。
そんな自分がどうやってワルキューレと出会ったのか。
ワルキューレとの出会い
2016年
大学を卒業するまで残り3ヶ月となった時に、当時の日課だったiTunesのランキングを覗いていたところ、「ワルキューレ」というアーティストの文字が目に入りました。
何を思ったのか「いけないボーダーライン」を試聴してみたのですが、衝撃を受けました。まさに身体に電流が走ったような感覚。
そこから「マクロスΔ」という作品に出てくるユニットが歌っている曲ということを知り、先行放送されていた第0.89話を観て、曲と劇中の内容のシンクロ率に驚き、まるでミュージカルを観ているような感覚に陥りました。「これは絶対にアニメも観よう!」と決心しました。
そこから社会人になった4月から放送が始まり、日曜の22時にリアタイして、月曜から始まる仕事への活力を得るという生活が始まりました。
第10話「閃光のAXIA」を観た時は、リアルに3日くらい内容を引きずるくらいには楽しんでいたと思いますw
初めてのワルキューレのライブ
自分が初めて生でワルキューレの歌を聴いたのは、2ndライブの"ワルキューレがとまらない"でした。
1stライブにも応募はしていたのですが、残念ながら外れてしまい、当時はTwitter等でチケットを探すという行為すら知らなかったので、参加は叶わず、、、
でも、何故かライブ当日に、所属していたダンスサークルのイベントにOBとして、ワルキューレ楽曲を使ったショーケースを行うという謎行動をしていましたw
話は戻りまして、2ndライブ当日。
深夜にダンスのイベントに参加し、仮眠を経て会場の横浜アリーナへ。
当時からオールという行為が苦手だったのですが、不思議と当日はさほど疲れも残っておらず、よっぽど楽しみにしていたんだなぁと思いますw
自分自身、アニメ作品に関わるライブというものに行ったことがなかったので、初めてペンライトというものをこのライブで振りました。
多くの人が語っていると思いますが、本当にこのライブはすごかった、、、!
自分にとっては初めてのアニメ作品のライブということもありましたが、それを抜きにしても「デ・カルチャー」なライブであったことは間違いない。
友人たちもこのライブ映像を観て、ワルキューレにハマったという人も多くいるほどです。直接肉眼で観たわけではなく、映像ですらそんな衝撃を与えられるなんて、相当なものだと思います。
美雲の声を担当している小清水亜美さんやクレアとして日笠陽子さんの参加されていて、MCには空中騎士団の石川界人さん・木村良平さん・KENNさんも登場し、マクロスΔのキャスト勢ぞろいといった内容でした。あの時の「涙目爆発音」震えたなぁ。
特に印象的だったのは「God Bless You」と「愛・おぼえていますか」でしょうか。この時は、ワルキューレが最後かもしれないという想いも抱えながらの歌唱だったので、涙を流しながら歌っていた姿を観て、思わずこちら側も感情になってしまったことを今でも思い出します。
初めてのライブ参加ながら「これで終わっちゃうのかなぁ」という寂しさを感じていましたが、ここで1つの動きがありました。
ROCK IN JAPAN 2017への出演決定
超有名フェスへの出演決定。
流石にスゴすぎないか?????
アニメから誕生したユニットがフェスに出ることあるんだと、当時の無知な自分ながら感じたことを覚えています。
DJを除くと、ステージとしては1発目のアーティストながら、リハからパンパンになっているステージ。
いざワルキューレのライブが始まり、"恋!ハレイション THE WAR"を聴いてる段階で、会場が盛り上がる中、何故か1人で号泣してました😭
この時が恋ハレが自分の中で特別な曲になった瞬間だったと思います。
※なお、ワルキューレのステージが終わった後、同じステージに出演していたRHYMESTERのB-BOYイズムをワルキューレのTシャツを着ながら爆湧きで聴いていました。そんな人、他におる???
ラゾーナ川崎でのイベント
映画の発表をするイベントがラゾーナ川崎で行われました。
友人が「ギリギリでも上から観られると思うよ〜」と言ってたので、始まるちょっと前に着きましたが、完全に舐めてました。
上まで人がパンパンです。
「こんなに人いること見たことない、、、」
と友人が言うくらいに本当に人がパンパンでした
何とかステージの斜め後ろからイベントを観ることができ、ワルキューレの人気の高さをまじまじと感じた瞬間でした。
映画の発表があった時に、マジで地鳴り起きたよね。
”激情のワルキューレ”公開
アニメの時系列を再編集し、新しいシーンも追加されて公開されたこの映画。
応援上映も含めると劇場で20回は観たのでは?
こんなに同じ映画を観るなんて経験も自分自身初めてでしたw
公開日のレイトショーで観た時、例のメッサーのシーンで、劇場にいた人が皆んな「ビクッ!」となっていたのも鮮明に覚えています。あれはずるいだろ。
20回も観ましたが、全部しっかりと泣いてしまい、AXIAとGIRAFFE BLUESが自分の中で更に大きなものとなりました。
ダンスバトル前に、友達たちと映画観て号泣した後に、予選上がったこともあったなぁ。情緒のジェットコースターすぎる。
3rdライブ"ワルキューレは裏切らない"
映画の公開も間も無く、3rdライブが開催されました。会場は横浜アリーナ。またワルキューレのライブを横浜アリーナで観ることができる。本当に嬉しかった。2days共に参加。
2ndライブの時は、メンバーの方々も最後かもしれないという寂しさを抱えたライブのように感じましたが、3rdライブは全身全霊で歌をぶつけてくるような感覚があり、1年でここまで成長を感じるなんて改めてスゴいグループだなと思いました。(作文)
ジャ○ーズのライブでしか見たことないようなムービングステージも登場し、下からワルキューレを見上げた時は、マクロスΔの劇中でライブを観ている人たちはこんな気持ちだったのかなぁと作品への没入感もありました。
1番印象に残っているのは「AXIA〜ダイスキでダイキライ〜」→「GIRAFFE BLUES~Kaname Solo Requiem~」で嗚咽をするほど泣いてしまい、同行者の方に「大丈夫?」とリアルに心配されたことですw 本当に号泣した😭 男が泣いていいのはAXIAを生で聴いた時だ←
アンコールで1日目はシェリル、2日目にはランカが登場したのも驚きました。登場した時、本当に変な声が出た。驚きすぎてむせた。会場の熱気の上がり方も凄まじかった。
このライブも個人的にすごく印象に残っています。
※なお、豊洲PITで行われた映画公開記念のライブは普通に外れました。
コロナ禍突入
「未来はオンナのためにある」
ちょうどこの曲が発表された時期はコロナ禍となり、外出もままならず、軒並み予定されていたライブやイベントが中止となりました。
Youtube LIVEでこの曲が発表され、最速で振り付けを覚えたいと思い、その日のうちにサビの振り付けを覚えたのもいい思い出ですw 今の振り覚えの良さはここから来ているのかもしれない←
1回目の緊急事態宣言が明けた頃、仕事での人間関係が上手くいかなくなり、精神的に病んでしまいました。休職しました。
今は全然平気ですし、精神面も割と短い期間で回復しましたが、休職の当時は感情の起伏というものがなく、泣きたい時に観ていたアニメの話数やライブを観ても全く泣けない。あれだけ号泣していたAXIAのライブ映像を観ても泣けない。
この先どうなるのかなぁとした漠然とした不安はあった気がします。
”ワルキューレはあきらめない LIVE TOUR”
夏に開催予定だったライブが延期され、運良く千秋楽のチケットが取れたので、参加しました。
結局休職期間には精神面が完治せず、千秋楽の日が自然退職の日ということになり、ちょっと運命的なものを感じつつ、数ヶ月前は感情の起伏がなく、いくら回復してきたといえ、ちゃんと楽しめるかなぁという不安も抱えながらの参加。
Zepp Hanedaの2階席からライブを観ていたのですが、AXIAで頬を伝う涙が流れていました。
「あぁ、やっぱりワルキューレの歌は自分にとっては命の歌なんだ、、、」とまさに劇中でのメッサーのような気持ちになりました。
この時は1人でライブを観に行ったので、この気持ちを共有できる人もいなかったのですが、どこかホクホクした気持ちで帰ったことを覚えています。
”Walküre Reborn!"
新作映画 "絶対LIVE!!!!!!"を経てのライブ。
映画の内容に準じたライブの流れで、幕張メッセという会場ながら、センターステージから各所に伸びた花道のおかげで、どこでもワルキューレを近くに感じることができたライブでした。
「唇の凍傷」の始まり方なんて、映画そのものでした。劇中の人たちはこんなワクワクした気持ちでワルキューレを観ていたのかなぁと思いつつ。
「ALIVE〜祈りの唄〜」→「宇宙のかけら」はもう宇宙でした。(語彙力の欠如)
アンコールで「ユニバーサル・バニー」「サヨナラノツバサ~the end of friangle」を歌ったのも度肝を抜かれましたね、ハイ。
”ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜”
発表された時は、いずれ終わる時が来ると思ってました。むしろ、アニメコンテンツで明確に終わりを提示してくれることは当たり前ではないと思うので、しっかりとした覚悟を持って終わりを迎えられるのはありがたいことだと思います。
FINAL LIVE TOURは有明2日目、幕張1,2日目の計3日間参加しました。
ここは気持ちを全部書くと長くなりそうなので、なるべく端的にまとめようと思います。
まずは有明2日目。
最速でAXIAで号泣しました。
いや、マジでこんな早く泣く!?ってくらいの勢いで泣いてました。
新録されたメッサーのセリフから、もう涙腺がダメでした。あれはずるいだろ。
今回も友人に「大丈夫ですか?」と聞かれました。毎回心配されてるのウケる。
2階席にもワルキューレが登場したり、たくさんの花道があったりと、多くの人の近くで歌を届けようという気持ちが見えました。
幕張1日目
過去一の神席。花道とセンターステージのほぼ真横だったので、肉眼で表情まで見ることができる位置。めっちゃくちゃ目が合ったし、ライブ中のコミュニーケーションが取れたなぁという感覚にすらなりました。バンドメンバーの外園さんが花道でギターソロやってる時も目が合ってしまいました。バンドメンバーの推しは外園さん。ギターを弾いてる時の顔が好きなんだ。こんなに近くでライブが観れて、M魂に感謝。
個人的は「涙目爆発音」を聴けたことも嬉しかった。
振り付け一緒に踊っちゃいました。
幕張2日目
ちょっとここは長くなるかも、、、
いよいよ最終日かぁ、、、と思いつつ、ふとTwitterで恋ハレを作った姉田さんのツイートを見て、感謝の気持ちを伝えたいと思い、リプを送りました。
このリプを見て、家で朝から泣いてしまいました。会場に向かう電車の中でも、恋ハレを聴きながらこのリプを見て泣いてしまい、周りの人から怪訝な目をされましたw
朝から温かい気持ちに包まれ、会場へ。デジタルガチャを引いたら、推しでもあるカナメさんのシークレット景品が当たるという奇跡。俺、持ってるなぁ←
14:30という早めの時間からのライブ開催。
途中から数えるのはやめましたが、10回以上は泣いたかなぁ、、、 普段は泣かない曲でも、ライブで聴くのは最後かもと思うと、自然と涙が溢れている瞬間が多々ありました。
歌いながらメンバー同士がコミュニケーションを取っている様子や、キャスト本人としてMCをする場面すら愛おしい。
その中でも特に印象に残っているのは、最後の最後に歌った"恋!ハレイション THE WAR"です。
今までの公演で歌われてこなかった楽曲だったので、恐らく歌うだろうという予想はしていましたが、イントロが流れた瞬間に「うわぁ、、、」と変な声が出てしまうほどでした。
1stライブの始まりの曲を、FINAL LIVEの最後に歌う。天晴れ。
近年稀に見るくらいの勢いでコールをしました。
「デ・カルチャー!!!」
会場の熱量も本当にすごかった。
この曲の中で特に好きな歌詞があります。
"世界にキミがいるだけでこんなにも胸が躍る"
この歌詞を聴いた瞬間に目の前が霞んでしまうほど泣いてしまいました。
最後の方は声にもならないほどでしたが、必死に声を振り絞ってコールをしました。たくさんの感謝を込めて。
「もっと!!!!!」
「ぎゅっと!!!!!」
「そっと!!!!!」
「きっと!!!!!」
この文章を書きながら、あの時の光景を思い出すと何だかまた泣けてきました、、、
でも、この涙は決して悲しい涙ではなく、言葉では言い表せないアツい何かを感じている涙です。温かい気持ちになっています。
ライブが終わった後、一緒に観ていた友人と固い握手をしました。この友人もワルキューレが繋げてくれたダンスの友人です。この握手は忘れられません。
会場を出ると、19:00を回っていました。
4時間を超えるライブ、本当に素晴らしい時間でした。
そんな素晴らしいライブがBlu-rayで発売です⬇️
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最後に
長々と書いた文章をここまでお読みいただき、ありがとうございました🙇🏻♂️
こうして大学時代をほぼダンスに費やした人間がオタクになったわけですが、本当に自分の世界が広がったと思います。
まずは"推し"という存在ができたこと。
古い言い方をするなら"俺の嫁"ってやつです。
カナメさんは自分の中で初めて"俺の嫁"と呼べるキャラクターになりました。
声優さんの推しも安野さんが初めてでしょうか。
安野さんの影響で日本酒を飲むようにもなりました。台湾で行われたイベントに行くために、パスポートも取ったなぁ。ファンクラブにも入っています。
マクロスΔという作品をきっかけに、他のアニメもたくさん観るようになったし、気になったイベントやライブにも軽率に遊びに行くようになりました。
楽曲で高まるという感覚を覚えたのもワルキューレの曲がきっかけです。どの曲もイントロを不意に聴くと、変な声が出るようになりましたw
ワルキューレとの出会いで、マクロスシリーズも全て観ました。40年という歴史がある作品なので、年齢が離れた人ともマクロスシリーズを通じて仲良くなることが出来ました。普通に生活してたら交わることがないような大御所ダンサーともお話させていただく機会が出来ました。
時には限定グッズを買いに行くためだけに京都へ夜行バスで向かったり、マクロス楽曲だけが流れるダンスバトルへ出るために大阪へ行ったりと、かなりアクティブな性格にもなりました。
「ゴンザさんってワルキューレお好きなんですよね?」と話したことないダンサーとも、ワルキューレきっかけで話すようになり、仲良くなった人もたくさんいます。全国各地に。
ある時には、自分が所属していたダンスのチーム(厳密に言うとFam)がなくなってしまい、腐りかけた時もありましたが、ワルキューレの曲で踊りたいという気持ちがダンスを続けさせてくれました。おかげで、今やFamとして活動を再開することもできて、今の自分があります。
あの時、ワルキューレの音楽を聴いていなかったら、今とは違う生活を送っていたかもしれません。
本当にワルキューレのみなさんには、たくさんの感謝を伝えたいです。
マクロスシリーズとの出会いをくれてありがとう。
自分の世界を広げてくれてありがとう。
アクティブになるきっかけをくれてありがとう。
たくさんの人との仲良くなるきっかけをくれてありがとう。
自分の感情を取り戻してくれてありがとう。
辛い時期を支えてくれてありがとう。
ダンスを続ける理由をくれてありがとう
あなたたちの歌は俺の命そのものだった。
間違いなく人生のターニングポイントになった出会いだったと思います。
こんな出会い、この先何回もないだろうなぁと。
何回だって言う、本当にありがとう。
永遠のお別れではないと思うので、これからも楽曲はたくさん聴かせていただきます。
最後に、、、
これからもよろしく!!!!!!
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