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#17 法定福利費についての仕訳を徹底解説!【簿記3級】

こんにちは!
今回は、法定福利費の仕訳について中心に解説していきます。

皆さんは、仕訳を行う時、どのようにして勉強を行っていますか?
分かりやすく学んでいくためには、仕訳の例をしっかりと理解して、実践的に勉強した方がより分かりやすく学んで行けると思います。

この記事では、そのような例も挙げつつ、法定福利費についてもしっかりと理解できるようになっています。

また、今回話す内容は簿記3級についてです。
私は、簿記3級を3か月で取得しましたが、皆さんがより早く簿記3級を取得できるように分かりやすくポイントを押さえて解説していきます。

そして、今回の内容ですが、次のような疑問を解決しながら話を進めています。

  • 意味を詳しく知りたい

  • 法定福利費についての仕訳を知りたい

  • 勘定科目についてしっかりと理解したい

このモヤモヤする疑問をスッキリとさせて知識を増やしていきましょう!

この記事を読み終わるころには皆さんは、仕訳をマスターして、簿記の実践で使えるくらい知識が学べています。

この範囲は、効率よくできるだけ少ない時間で学べるので、最後まで読んで簿記3級取得を目指しましょう!

それでは始めていきます。

意味を詳しく理解しよう!

法定福利費とは、簡単に説明すると会社側が負担すべき保険料のことになります。

また、このような保険料は会社負担分以外にも、従業員側が負担する保険料もあります。
従業員負担分の保険料も仕訳で出てくるので少し頭に入れておきましょう!

会社側が負担する保険料と従業員側が負担する保険料、または半分づつ折半するものがあり、法定福利費は、会社側が負担するべき保険料のことを指します。

また、健康保険料や厚生年金保険料は会社負担分と従業員負担分の両方が適応されます。

どのような事かと言いますと、例えば健康保険料が100円あるとすると会社負担分で50円、従業員負担分で50円と折半で負担します。

そして、従業員が負担するべき保険料は、給料から天引きされるという形で、納付します。

意味の理解が出来ると次は仕訳の勘定科目を理解していきましょう!

法定福利費は、会社側が負担するべき保険料ということを理解しよう!
従業員が負担するべき保険料は、給料から天引きされるよ

例と同時に仕訳をマスターしよう!

仕訳を行う前に勘定科目について理解しておくと仕訳がしやすくなるのでまずは、簡単に勘定科目について説明を行います。

勘定科目について理解しよう!

先ほども話したように出来るだけわかりやすく理解するためには勘定科目を理解しておくことが必要になってきます。

逆にこの勘定科目を理解していない場合は、どこに記入すればよいのかもわからなくなってしまいます。

法定福利費は、費用として処理を行います。
実際に仕訳で使用する時は、そのまま法定福利費として記入します。

また、従業員負担分ででてくる預り金に関しては、
負債として処理を行います。

実際に仕訳で使用する時は、そのまま預り金として処理を行います。

ここまで理解しておくと後は、当てはめていく作業になります。

例を見ながら仕訳を理解していこう

勘定科目を理解したところでイヨイヨ仕訳に入っていきます。

説明を長く話していると疲れてくると思うので実際に例を挙げて解説しながら行っていきます。

次の例を参考にしてみてください。
問1.ゴンべ株式会社は、従業員の保険料10円、厚生年金保険料30円(費用)について会社負担分を現金(資産)100円で支払った。

解説

  1. まずは、保険料を現金100円で支払っているので資産の減少として借方に現金100と記入します。

  2. 次に、会社負担分の保険料が100円発生しているので、費用の発生として貸方に法定福利費100と記入します。

答え
(法定福利費)100(現金)100

このように、会社負担分の保険料は法定福利費として処理を行います。

会社負担分の保険料は、次のような保険料などが挙げられます。
健康保険・厚生年金保険・介護保険・労災保険・雇用保険


法定福利費は、費用の発生として処理をしよう!

では次は、給料支払い時の仕訳について解説していきます。

問2.給料(費用)100円について従業員負担の労災保険10円と厚生年金保険料20円(負債)を引いた残高を現金(資産)で支払った。

解説

  1. まず、給料100円が発生しているので費用の発生として貸方に給料100円と記入します。

  2. 次に、従業員負担分の保険料が労災保険10円と厚生年金保険20円発生しているので(10+20=30)、負債の増加として借方に預り金30と記入します。

  3. 最後に、給料から保険料を引いた残高(100-70)を現金で支払っているので資産の減少として貸方に現金70と記入します。

答え
(給料)100(預り金)30

預り金は、負債の増加として処理をしよう!

預り金の他にも、社会保険料預り金と処理をしても大丈夫です

まとめ

理解できたでしょうか?

今回の範囲は、少し覚えるところがいつもより多かったかもしれません。

しかし、逆に覚えてしまうと後は簡単な作業になってくるので早めに理解してしまいましょう。

では、今回のポイントをまとめていきます。

法定福利費の仕訳のポイント

  • 意味をしっかりと理解して仕訳を楽にしよう
    会社側が負担すべき保険料

  • 勘定科目を理解して仕訳の準備を完了しよう
    費用として処理

  • 仕訳では法定福利費の発生として処理をしよう!
    費用の発生で、借方に法定福利費を記入しよう!

預り金の仕訳のポイント

  • 意味をしっかりと理解して仕訳を楽にしよう
    従業員が負担すべき保険料

  • 勘定科目を理解して仕訳の準備を完了しよう
    負債として処理

  • 仕訳では預り金の増加として処理をしよう!
    負債の増加で、貸方に預り金を記入しよう!

このポイントを理解して実線で生かしていきましょう!

今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。

これからドンドン簿記について勉強をして資格に挑戦してみよう!
簿記3級取得に一歩前進!!




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