感情を出さずに、仕事を進めたい。
「リーダーの仮面」を読んだ続きです。
読む進めるほどに、今の会社での仕事に違和感を覚えます。
ただ、今の会社のやり方が間違っている、と断定するのは危険だと言うこともわかっています。
今の会社であっても、上司が指示をし、組織を動かしている。という状態であるのは間違いないからです。
そこに反発しても意味がない。
組織のルールを変えないといけない。理解しています。
「識学の考え方は、とても合理的」と思います。
空気を読んだり、上司の顔色を伺ったり、忖度したり。
『すぐ動いて、すぐ報告して、すぐ考えて、すぐ修正する』
やるべきは「成果を出すために、当たり前にやる事をするだけ」
至ってシンプル。
行動するだけ。
一人じゃない。会社として、組織として、仕事を動かすだけ。
上司に報告するのは、成果を出すためなのだから、
「上司が嫌いとか、そういった感情は不要」なんだから。
合理的。
元々、感情の浮き沈みがしづらい性格の僕。
嬉しいと思うことも、ネガティブに感じることも、幅が小さいと思う。仕事をする上で、感情が、そこまで必要だと思わないから。
飲み会を開かない。
ランチに誘われて、昼休憩にも仕事の話をさせられる。
識学では、
そういったコミュニケーションも少ないんだそう。
私語も少なく、淡々と仕事をしている、整理整頓された環境で。
とても理想的な仕事場だと思います。
ごちゃごちゃ、色々考えなくて良いからです。
反対に、今の会社には、感情を出す人が多すぎる。
特に、上司・役員は、感情的なタイプ。
実際、社内の同じフロアで、業務中に私語が聞こえてくると、僕はこんな事を感じます。
「今、その話いる?何のために、世間話しているの?仲良くなるため?
仲良くなる必要あるのかな?」
相手が、新入社員に対しての世間話は、社内に溶け込むためなのかもしれないが、自分のプライベートを開示しないといけないし、次に話すときに、多少でも世間話ができる準備をしないといけない。
その私語、いるのかな?
「業務の話だけでいいんじゃないか?」
「仕事の話だけでも、明るく、やり取りできるけどね。」
って、思ってしまう。
その私語を、聞いている(聞こえてしまっている)周りの人は、どう思うのか、考える必要があると思う。
それが、成果につながるのか?
実際、聞こえた時点で、集中力が途切れる。
生産性は落ちているはず。
(私語までいかなくても、着信音、スマホが鳴るなども、集中力が落ちる要因だと思っています)
ただ、私語じゃなく、業務上必要な会話を真剣にしているのは、そこまで気にならない。
「自分にとって関係のあること?」って、聞き耳は立てるものの、関係なさそうなら、スルーができる。
ただ、集中力は継続できる。
目的があって、それに向かっていて、成果以外のことはできるだけ排除できる。集中できる。
そんな環境って、仕事する上で、理想的。
感情が入らないから。
やることが決まっているから。
感情が入らないから、言いづらいことも言える。共有できる。報告できる。「怒られるのが嫌なので、報告が遅れる」なんてことは無くなる。
報告しなくて良いことなんてないんだから。
上司にとっても、部下にとっても。
なら、感情を出して仕事をする事をやめようよ。
シンプルな方向に向かっていく。
理想だと思う。
会社では、できるだけの成果を出し、早く帰り、帰宅後のプライベートを充実させていけば、会社で多少孤独を感じようと、問題ない。
「かまって欲しい」と、思っている人ほど、しょうもない世間話をしている。それが成果につながると信じている。
周囲の生産性を落としていることに、気づこうともしない、残念な人なんだろうな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?