SNSから何を得る。

　SNSが発達している世の中。情報を早く得るという点では、過去（スマホがまだ出ていない時代）から考えると、便利だと感じます。

　スマホでネットを見ていても、SNSを開いても、「自分が好きなジャンル」の情報がどんどん目に入ってくる。インテリアに興味があるので、「綺麗な建物」や「おしゃれな空間」の写真や動画が、SNSを開くたび、新しい情報を知ることができる。それ自体はメリットだと思います。インテリアの勉強にもなりますし、新しい発見もたくさんあります。

　これは人の話ですが、好きなアイドルや芸能人の情報収集についてです。女性の場合、男性アイドルのSNSをチェックし、「どこで、どんなことをしていたのか」を知り、「私も、同じ場所に行ってみたい」とか「おしゃれな人だから、私生活もおしゃれなんだろうな」とか、本人について情報を知り、「より知った感覚」になっていく。
　反対に、SNSで「女性との写真」を見れば、何故か嫉妬をしたり、「そんな写真をあげるのは、ファンのことを考えていない」などと言う。僕はアイドルは元より、モテた経験がないのでよくわからないけど、「アイドルもなんか大変だし、窮屈だなあ」と、遠目からそんなことを感じる。
　いちいちそんな嫉妬心が芽生えるくらいなら、はじめから見なければいいのに、なんて思うけど、推している人については些細なことでも興味が湧くのだろうか？それは、本当に興味なんだろうか？僕には解らない。

　SNSでも、ニュースであっても、情報を入れたことで「自分の感情がネガティブの方」にいくことを避けたい。嫌な気持ちになるから。その情報が何かの役に立つこともある。「事故には注意しよう」とか「ゆっくりな速度で運転しよう」とか、行動につながるのは良いことだけど、ネガティブな方向に、自分が引っ張られるのが、僕は嫌です。

　情報を入れるという根源を絶てばどうなるのだろう？今、スマホを見るのが当たり前になっている中、スマホを見ない時間にどれくらい価値があるのだろう。
　どこまでいっても「受け身ではなく、自分から、その情報を活用する」姿勢が必要。あらゆる情報を、一旦疑うことが必要。そして、自分ごととして、考えたことを発信していく。どこかには、「同じことを考えていた」と言う人もいるだろう。
　じぶんの時間を生きる。「いま、ここ」を生きることの大切さを感じました。