とっても誠実なテレビ番組

「バナナマンのせっかくグルメ」は、
人を大事にしている。
人との出会いを、とても大事にしている。
本当に、それが伝わる、見ていて嬉しく、自然と笑顔になれる番組です。

「突然連絡をして、ロケをしてもいいですか？」
いきなりそう言われて、「大丈夫です」ってお店が言ってくれるのは、番組が誠実だからだと思う。
普通なら、準備もあるし、片付けもしたい。だけど、宣伝にもなる。という葛藤があるはず。そこには、宣伝という目的よりも、「そんな誠実な番組なら、喜んで協力したい」と思っているお店の人も多いのではないか？なんて、勝手に想像をして観ている。（もちろん、お店の人は大変だと思う。）

言葉使いも丁寧で、決して上から目線ではない。
これは、日村さん、設楽さんの人柄とともに、番組を制作している人すべてで作り出していると思う。その雰囲気を察することが出来る。

他にも同じような番組は、たくさんあるが、どこか上から目線だったり、謙虚さが足りてない気がする。
今、YouTubeなどのネットの時代。少しでも不快だと思われた瞬間に、番組から離脱する。

「この人の話し方は、なんだか嫌だな」
「なんで、こんなに上から言われないといけないんだろう」
「親しみが持てない」
「頼み方へただなあ。」

など、直感で、嫌な気持ちになった番組をそのまま見続けることは無いと思う。
けっこう繊細。
その繊細な空気感を、バナナマンさんの周りにはいらっしゃるんだろう。それは、バナナマンさんの人間性、キャラクターを損なわないようにしている配慮かもしれない。

そんないろんな要素を組み合わせて、とても気持ちよくみられる番組が「バナナマンのせっかくグルメ」だと思う。

これからも、ずっと、楽しみに見させてもらいます。
ずっと継続してほしい、番組です。