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身体のケアをしてくださり、ありがとうございます。

 接骨院での話。
 身体中が痛むこの頃。左膝・右足首・首と肩。
 まずは電気を当てるのに、機器を幹部に取り付けてバンドを巻いてくれるスタッフさんがいます。まだ不慣れの方なのか、少し手間取られていた。僕はこういう時にすぐ、なぜか僕が誤ってしまう。「すみません!」と。
「いいえ、私が慣れてないだけなんで」とお詫びをされる。

 特に待っていないし、ゆっくりやってくださいね。と思っている。だから、終始穏やかです。なぜか、、、。
 自分ではできない事がたくさんあることを知っているから。
 だって肩に電気の危機を当てるなんて当理。足なら当てられそうだけど上手くできない。スタッフさんの方が当然慣れていらっしゃる。そこは任せよう。
 ふと思う。
 飲食店で店員さんに文句を言っている人のこと。どういう心境なんだろう?僕には全くわからない、本当にわからない、どういう感情になればそれを言えるのだろうか。
 お金を払っているからいい対応をするのが当たり前だというのは傲慢というものではないか。せっかくお金を出して食事に行って、家族や誰かと楽しい時間を過ごしたいはず。それが、その感情のおかげで台無し。堪えられないのか。なにか粗相をした店員さんに暖かい言葉をかけられれば、穏やかな空間は保たれる。楽しい時間は過ごせるのではないか。

 さて接骨院の話。
 内心では、ゆっくりやってくださいねとだけ思う。電気の時間は15分、待たされてる気分にならない。それはなぜだろう。待ち時間対策ができているから。本が読めるから。

 こういうときの本は自己啓発本とか、ビジネス本は不向きである。紙に書き出すことができないから。もっぱらエッセイや小説を読む時間にしている。今日は大好きな益田ミリさんの本。

 電気、マッサージ、など5つほどの機器でケアをしていただく。都度、装置をつけ、外す際にお礼を言う。「ありがとうございます」言われた方はどう思っているかわからないけど、言う僕は心地いい。自分が感謝を伝えたいから言っている。だって、自分にできないことをやっていただいているんだから。

 お金があろうと人が、いなければサービスは受けられない。当たり前のことだけど、誰かが支えてくれるから、僕は生きていられる。それ自体、ありがたいこと。
 そう思うことは、大袈裟ではなく、心地よいこと。続けていこう。

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