引きこもりのすすめ。
2ヶ月引きこもってみての感想。
引きこもりの定義に関しては人によって違うので詳しい説明は割愛するが、
結論から言うと引きこもって良かった。
引きこもりたいの本音
2020年になってから引きこもりたいなぁ!!と思っていた。今思い返すと引きこもりたいというのは
『今までの人生を見直してこれからどういう生き方をしていくか整理したい』
という事を言いたかったのだった!!それを漠然と引きこもりたい!と言っていたのだった。
引きこもるにあたって行った事
6年勤めた会社を辞めた。離婚した。家を引き払った。
まとめると2020年はリストラ、離婚、家なき子。が同時に起こった!!しかも1ヶ月の間に全て起こったのだ!!激動である!!
正確に言うとこの3つが起こったからいい機会なので結果として引きこもりをやってみた。
とりあえずダラダラする事にした
嫌なことはしない。経費をかけない。
仕事に行かなくていいから外食する必要もないし飲みに行く事も特にない。生活費はすごく抑えられた。生活費を抑えられたらそんなに稼がなくてもいけんじゃね?!とも思えてきた。
最初はお金の不安や仕事をしていない事への罪悪感。自分だけ社会から孤立しているような孤独感に襲われた。
ただ、それもなにに不安を感じているのか?!なにに罪悪感を感じているのか?!孤独だとどのような不利益を今後被るのか?!
見て見ぬふりをするのではなくひとつずつ向き合って見た。見えてきた事は漠然とした老後の不安。世間体。見栄やプライドばかりだった。
具体的なお金の不安があるのではなく、『老後の2000万円問題』などのメディアの情報を元になんとなく不安になっているだけだったり、本当に罪の意識があるわけではなく仕事をしていない自分は周りからどう思われるのか?!という見栄から自分を責めていたり、友達がいないと寂しい奴と思われるんじゃないか?!というプライドから孤独感を感じていたりと1人になって氣がつく事がたくさんあった。
実際、1人になって心地良かった。
自分は何がしたいのか?!
いつからか『自分は何がしたいのか』を真剣に考えなくなった。決められたゴール、社会のステータス、会社からの指示の中でのやりたい事。しかやってこなかった。薄々氣がついてはいたが見ないようにしていた。
そんな事ばかりしていたから何か違うとは思いつつも氣がついたら『やらなければいけない事』『やったほうがいい事』に時間を奪われてしまい、【やりたい事】がなんなのか分からないまま時を過ごしていた。そりぁ何年経っても何か違うはずだ。
引きこもってみて今まで謎に思い込んでいた事、または情報に触れ過ぎて当たり前だと思っていた事、思わされてきた事に氣がつきはじめた。だから引きこもりをはじめて少ししてからなるべく情報に触れないようにしようと思いSNSもあまりみなくなった。
1人になって情報にも触れないからこそ『自分は今後どう生きていきたいのか?!』『何をしたくないのか?』という自問自答をひたすら行なっている。そのような問いかけを行う事をこんなにも時間をかけてやった事がなかった。期限も締め切りも決めずにただただ自問自答をしている。
心境の変化
引きこもりたいなぁ!と思って引きこもっているが段々と何かを始めたくなってきてるから笑える。それは今までの『これをやっておいた方がいいからやる』とか『みんながやってるからやる』というような動機ではなく『ただやってみたいからやる』というようなシンプルな興味と好奇心が動機でやってみたくなってきている。
そして氣を抜くと今までの癖で『これをやったら得だからやる』とか『将来の投資のためにやる』とか『人によく思われよう』というような動機が湧き上がってくる。それがいい悪いという話ではなく、今は純粋に『やりたいからやる』とか『周りへの影響は知らんが楽しいからやってみる』という動機で行動しようと思っている。
やるだけで楽しそう!!
やってみたいからやる!!
を中心に生きてみたらどうなるのか?!これから人生で実験してみようと思う!
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