サッカーモダム〜第2話〜
おはようございます。教員の過重労働が叫ばれている中それに反して週休0日制な僕です。最近,努力ってなんだろうと考えることが多くなってきまして
結論言うと思考量×試行量だと思っています。
勉強にしても問題集を一冊終わらしたとか、例題を授業で聞いて類題解くとか,試行量は多いですが,そこに考えて解いているか(思考量)が学力が上がるかどうかだと思っています。だいたい伸びない生徒は試行量だけが多いですね。
で,今日はこんな内容ではなく、先週投稿してサッカーモダムの第2話を書きます。
1,サッカースタイル
僕自身は試合中に相手によってシステムを2〜3個用意して変えたりしていますが,その時そのシステムに変更しても機能するように必ずこれだけは理解してほしいとこのサッカースタイルを生徒に共有します⚽️
育成世代においてまずこっちの戦術で縛りまくるのも可哀想なんでとにかくピッチでは約束事をシンプルにしてピッチに送り出しています。あとは、臨機応変です。
2、「スペース」×「時間」
僕が目指す理想のチームは「個」と「組織」の融合です。
これはどの指導者も言うことですが、僕はこれを具体的に掘り下げて考えています。サッカースタイルを理解していないとそもそも僕が行うトレーニングも戦術も理解できませんよって話です。
サッカーにおける4局面「攻撃」「守備」「攻→守への切り替え」「守→攻への切り替え」の中でも攻撃戦術では大きく「ポゼッション」「カウンター」,守備戦術では「リトリート」「ゲーゲンプレッシング」の2つに分けられます。
*呼び方が古いとか言わないでね。僕は攻撃を「保持」守備を「非保持」と言いますが。
これは全て時間で決めることができます。時間をかけない(速い)守備ならゲーゲンプレッシング、攻撃ならカウンターです。
局面で使う時間をどうするかによってプレーが変わります。この時間をコントロールするのが上手いのがイニエスタやシャビです。なので、チームに必ずこれができる中盤の選手が必要だと考えています。
3、ISとWAS
スペースには2種類あります。
① ISスペース=元々存在するスペース
例えば、以下の図のようにDFライン後方のスペースなど。
② WASスペース=相手・味方が動いてできるスペース
例えば、味方が動いて相手もついていくことでできるスペース。
保持で大事なのは「相手の背中にボールを持っていく」ことです。
そのために「深み」「幅」「間」の3要素が必要なわけですが、GKの背中にボールを持っていくことが得点することになるので、よう言われる相手の前でボールを回しているだけって言うのはサッカースポーツの概念に反しているプレーってことです。
ここに選手を配置してとかWGが幅をとってとかチームの戦術は色々ありますが、高校サッカーにおいて相手がそんなシステマチックにやってくるチームとは限りません。監督の言うことを聞かず能力任せにめちゃくちゃなプレスをかけてくるチームもあるので笑
だからこそWASスペースが大事です。背中を守りたいから構えてる相手をどう動かすかは味方の選手にかかっています。どう相手を動かすかもこの概念で判断します。直線的にボールを相手の背中に運べたらいいですが、それができないので、遠回りしながらゴールへボールを運んでいきます。
最近ではゴールエリア角を狙うチームが多いですが、あそこはISスペースで守りきれない場所です。おまけに守りにくいスペースなので重宝されるわけですね。
3、まとめ
具体的な動画も今後は上げていこうと思います。どうでしたか。このサッカーモダムはあと何話いくのでしょうか。僕もわかりません。なぜなら毎週アップデートしているからです。
それでは良い1日を!以上SHRでした