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2022年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
CEO jesseです

昨年は528株式会社をご支援下さりありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願いいたします

昨年生まれた528株式会社はまだ0歳
初めてのお正月を迎えています

抱負や目標を作るのが苦手です
ですので
どうなると良いかしらと想像してみます

元旦のご挨拶に
「しあわせと希望と仲良しとリラックスが地球を包み
穏やかと美しい刺激が降り注ぎますように
みなさまが思い通りに生きていかれますように」
と書きました

ひとりの人が自然と安心し充実してしあわせに居るために
「なんとなくいい感じな空気」が既にあるといいなと思いました

元旦の夜はウィーンフィルニューイヤーコンサートを観ました
毎年のお決まりとして行われるコンサートです
本編は年によって選曲されます
途中にバレエやダンスなどの映像も混ぜられます

今年は宮廷馬術がありました
馬たちがフォーメーションを作り
音楽のリズムに合わせて駆けたり動いたりしていました

少しだけバレエピアノを弾いていたことがあるのですが
バレエの基礎には馬が駆ける動きや飛び越える様子を真似るものがあります
動物の動きの優雅さや躍動のタイミングを味わう喜びを人間の身体で再現します

バレエの足をよくご覧になってみてください
「膝の角度」と「つま先を後ろへ向ける形」は
馬の脚を見本としているものだそうです
とても優雅です

宮廷馬術が披露されたポルカは
バレエで用いるポルカと全く同じものでした

シュトラウス一族の音楽の奥の深さと普遍性を感じた
素晴らしい瞬間でした

その昔 ウィーンの人たちは夜毎シュトラウスでワルツを踊っていた
だからオーストリアは戦争を仕掛けなかったのだ
(私の解釈:美しい音楽を浴びながら お相手と息を合わせ 美や様々な感情を身体を使って表現していたので 他を攻撃する気持ちが湧かなかった)
と読んだことがあります

人として正しい生き方だと思います

そして戦争に負けて傷ついた心を癒すために
「ブルードナウ」が生まれ
「ラデツキー行進曲」が生まれた

この2曲は毎年のアンコール曲です
指揮が誰であれ
この2曲は変えてはいけないのです
繊細で偉大な歴史です

「ラデツキー行進曲」では客席の手拍子があります
演奏する側から聴く側へ主導権が移り
会場に居る全員が主人公となります

このコンサート全体を馬鹿馬鹿しいと感じる人もおられるようですが
私には生きる音楽に感じます

演者と聴衆のように見えましたが
聴衆は歴史の立会人で
演者は歴史を続けるための本年度の演奏者であるように思います
ウィーンの音楽の歴史を続けることで
ウィーンがウィーンであり続けているように感じます

音楽は見えないし
言葉がないので
感じ取り理解を深めるしかありません

音楽の奥にあるものをみつけられる
ただ音楽が流れているのではなく
どんな意味があるのか感じ取れるということは
人間にとっての贅沢であり滋養ではないでしょうか

音楽の奥にあるものをみつけられると
人の奥にあるものも
物事の奥にあるものも
みつけられるようになります

さあ
本年もみなさまがお健やかでおしあわせいっぱいの年になりますように

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おまけ
「月刊528 特別編」
大晦日23時から生演奏&年明けカウントダウン生配信いたしました
YouTubeでご覧いただけます
https://youtu.be/06Ku8d99B3I


528株式会社
jesse



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