ふきだしの形とそれが与える印象について考えてみる
こんにちは、ハイパーアイコンクリエイターのゴンです。
日々ベクターアイコンを作っております。
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ふきだし系アイコンもぼちぼち作っているのですが、「形によってかなり印象が変わるな？🤔」と思ったので記事にまとめてみます。
全編「※ 個人の感想です」をつけてお読みください。
正円のふきだし
幾何学的。無機的。アイコンととても相性よし。です。
しかし正円だと長い文章を入れるには向かない形なので、もっぱらアイコンとか、感情のマークを入れる入れ物みたいなところがある。
「❤」とか「！？」とか「💦」とか。
楕円のふきだし
楕円のふきだしはパワポ感が出るのでやや危険です。
パワポ感……ここでは、デザイナーではない会社員が PowerPoint で資料を作ったような感じのこと。（勝手な定義です）
イラレを使っているなら、横にちょっと潰すのがおすすめです。
楕円の潰し方
「効果 → ワープ → 膨張」
をかけると、楕円がちょっと潰れてパワポ感が薄れます。
「膨張って膨らむことですが？ どう潰すかっていう話をしてるんですが？🙄」 と思った方もご安心ください。数値をマイナスにしたら潰せます。
楕円の形にもよるんですが、-8% ～ -20% くらいがちょうどいい感じに潰せる範囲かなと思います。
潰しすぎると四角に近くなるので、ここだ！と思ったところで止めてください。
パワポ感の大元であるとんがり感がなくなれば、非常にオールラウンダーなふきだしだと思います。
ただ、文字数とか改行の場所によっては余白がしっくりこない可能性もあるかも。
四角のふきだし
個人的には線の角が丸くないシャープなアイコンが好みなので、カクッとした四角の吹き出しもスマートでかっこよくて好きなんですが、使い方によってはやはりパワポ感が出て難しいなと思います…
色やフォントをこだわって、クールでおしゃれな感じに振り切るのが吉。
もしくはキュートでポップも可。
カチッとしてるのでビジネス関係のシーンでよく使われるとか使われないとか。
角丸四角のふきだし
一番安定感があってオールラウンダーなのでは…と個人的には思っているシェイプ。
カクッとした四角より色んな場面でいい感じに馴染み、丸や楕円より無駄な余白がなくて文章もすっきり収まる！ 推しています。
派生 : 限界まで角丸にしたふきだし
四角のカドを限界まで丸くして端が半円の形になるタイプの吹き出しです。
フラットデザインの界隈でとても愛されているシェイプ。（自分調べ）
かわいさが安定している。親しみやすさがすごい。
ビジネス感はほぼ0。
もこもこ雲型のふきだし
ポップで元気な感じのふきだし。「NEW!」とか「50%OFF!」とか「Wow!」とかと相性がいい気がする。
もこもこの数でも印象が変わるので目指す雰囲気に合わせて要調整です。
まとめ
正円のふきだし：アイコンやマークと相性がいい、文には向かない
楕円のふきだし：使うならちょっと潰すのがおすすめ
四角のふきだし：色やフォントでかっこよく or かわいくして
角丸四角のふきだし：これにしとけばだいたい大丈夫（偏見）
限界まで角丸にしたふきだし：とてもかわいい、無害な感じ
もこもこ雲型のふきだし：ポップで元気、はじけている
※ ただし個人の感想です
手書きで書いたり線のテクスチャを変えたりするとまた印象が変わるので、その場合はこの限りではありません。ぜひふきだしの色んな魅力を引き出してあげてください💭
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