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趣味人間万歳!【プロレス編】(5)タイガーマスク引退!
初代タイガーマスクには本当に熱狂しました。
一番好きな技はやはり「ローリング・ソバット」でした。
タイガーとしては繋ぎ技だったのでしょうが、これが出ると「おおおおおお!!」ってなりました。
よく真似たりしました。
あとは「タイガー・スープレックス・ホールド」でした。僕をプロレスに目覚めさせてくれた技「ジャーマン・スープレックス・ホールド」も好きなのですが、タイガーオリジナルの技というところがシビれました。
ある時、タイガーマスクのコスチュームが青いロングタイツから、赤いパンタロンに変わりました。ライバルの小林邦明と同じタイプです。
最初こそ「えー、イメージと違うー」と思いましたが、すぐに馴染みました。
むしろこちらの方が蹴りがカッコ良く見えて、コッチの方がいい!と思うようになりました。
思えばこの時が、僕の格闘技志向へのキッカケだったのかも知れません。
そんなタイガーマスクが1983年、突如引退を発表しました。
「えええーーーーっ!!」そりゃもう大ショックでした。
しかし体力的な理由ではないことは明らかで、「きっと次がある!」と信じてマスコミの情報を注視していました。
やがて素顔の佐山聡氏となってマスコミに載るようになりました。
テレビでは欽ちゃんの番組にも出演してましたね。
その時は「あぁ、ついに見てしまった」という思いと「やっぱりサヤマサトルやったんや」という思いと「結構ハンサムやん」という思いと(笑)色んな思いが交錯しました。
やがて、佐山さんは1本のビデオを発売しました。
「新格闘技 ザ・タイガー」というタイトルでした。もちろんすぐに購入しました。
「プロレスを格闘技に進化させよう」という内容でした。
UWFスタイルの芽生えです。
と言っても、ムーンサルトプレスをやったり、まだまだプロレス要素は残っていましたが、それでも斬新でした。
「なるほど!タイガーがやりたかったのはコレなのか!」
こうなったらもう思いは1つです。
「早く試合が見たい!」