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趣味人間万歳!プロレス編(2)タイガーマスク

テレビで観た1人のプロレスラーによって、僕のプロレス観は根底から覆されてしまいました。

初代タイガーマスクです。

リング上での機敏な動き。技を受けて倒されてもすぐに立ち上がり反撃する。
何より度肝を抜かれたのは場外乱闘の後。
相手選手が場外フェンスの外に出て(当時の新日本プロレスには場外フェンスアウト負けのルールはまだなかった)その間にタイガーマスクはリングに戻り・・・

ロープに走るとフェンス外の相手にめがけて場外へダイブ!!
「うわー!何すんねんこの人!!」
もうビックリなんてもんじゃないくらいビックリしました。

そして極めつけの「ジャーマン・スープレックス・ホールド」
それまでプロレスにおけるフォールといえば、フラフラになって倒れた相手に覆いかぶさってのフォールしか知らなかった僕には、相手を背後に投げ、マットに叩きつけそのままブリッジでフォールを取るこの技は
「なんて画期的なピンフォールの取り方がなんだ!!」と目からうろこでした。

試合が終わればもうタイガーマスクに夢中でした。
「この選手は何だ?!何人なんだ?!今まで何をやってた人なんだ?!」
興味が爆発でした。

こうして、僕のプロレスファン人生が始まるのでした。

あと別の試合でしたが、タイガーマスクの「ムーンサルトプレス」や、ウルトラマン戦で見せた「スペース・フライング・タイガードロップ」、そしてタイガーマスクの代名詞である「タイガースープレックスホールド」にも魅せられました。

「ローリング・ソバット」もカッコ良かったですね。
よく真似をして壁を蹴ったりしたものでした(笑)

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