趣味人間万歳!【プロレス編】(1)プロレスにハマるまで
僕がまだ年齢が1ケタ代だった頃。
プロレスのことは何となくテレビで観ていて知ってはいました。
ですが、当時はあまり好きではありませんでした。
大きな男同士が、しかしのっそりした動きですぐに息が上がり、動きが止まってしまうのが何とももどかしく思えました。
「動けよ!」って思いながら観ていた覚えがあります。(笑)
昭和51年6月26日。アントニオ猪木対モハメド・アリ戦が行われました。この試合は父が楽しみにテレビを観ていて、僕も横で観ていました。
片方の選手だけがグローブを付けているというのはなんとも不思議でした。何もよくわからないまま観ていましたが、なんとも異様な緊張感が漂っていたことは幼いながらに感じ取っていました。
小学校の5年か6年の時、クラスでプロレスが流行りはじめました。
休み時間には教室のあちこちでプロレスごっこが始まりました。
僕も巻き込まれることがありましたが、何分プロレスがどういうものかよく解かっていなかったので、どう立ち振る舞っていいかわかりませんでした。
それでもやはりある程度影響を受け始め、なんとなくテレビのプロレス中継を観るようになりました。
そしてある日、あるレスラーを観て衝撃を受けたのでした。
(つづく)
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