アスリートがお金の問題を解決できる世界にしたい
おはようございます。8/24日のメルマガです。
今日は僕の目標についてお話ししていこうと思います。
日本にいる子供たちがモータースポーツをしたいと思ったら、親に気を遣うことなく「レースがしたい」と言える環境を作っていきたい。最低でもスポーツに触れる機会があること。カートに乗れる機会を提供できるような日本にしていきたいなってそしてその後の活動を継続するためのお金の問題も解決したい。
これが僕の目標。
お金がないと触れることすらできないモータースポーツ
モータースポーツといえば、お金がかかることで有名です。
現在のF1ドライバーも含めて子供の頃からカートというエンジンのついた乗り物で競技を行い、それで才能を現した人がスポンサーを獲得していく。この後のストーリーは昨日のメルマガでもお話ししました。
その入り口のカート。このカートだけやるだけでも、年間数十万円のお金がかかります。大人の場合はレンタルカートもあり、1回1万円ぐらいあれば体験できますが、子供はレンタルもない。
ディズニーのカーズを見て「レースやりたい!」って思っても、子供は自分がレースができることも知らないし、ましてや大人も知らない。そしてそんな機会もない。さらにお金もかかる。
つまりそこまでお金がない家庭の子供にはカートというスポーツに触れることすらできません。実際僕もF1ドライバーになりたかったんですが、カートを初めて体験したのが22歳の頃。
子供の頃はカートやってみたいなって思いながらも親に気を遣って諦めていたことを思い出します。子供ながら「お金がかかることをやりたいって言っちゃいけない」って気を遣っていました。そういう子供が一人でも減ればいいなって思っています。そのために何ができるかって考えているんですね。
さらになんとか親がお金をかき集めて、カートをやらせて才能が開花しそうな子供でも、お金が結果に紐づいていく。つまりお金があるかないかで、将来が決まってしまうってこと。
これマイナースポーツだと割とあることで、才能があってもヨーロッパが本場のスポーツならば、本場でやらないと話にならない。だけど観客がいないスポーツでは、広告費が集まらないからその子達を海外に連れて行ってあげられない。
観客が少ないからお金が集まらないことを嘆き、若者が育たないことを時代と日本のせいにする。まぁそれは間違っていないけど、それを自分より下の世代に押し付けるのは違うでしょって思っています。
例えばロードバイク競技をやっている若者に対して、資金が理由で海外に行けない子供達に「海外に行けないから強くなれないっていうのは甘え」だと伝え、根性論で解決しようとする。強くなればお金が自然と集まると思っている。
そんなわけない。お金から逃げずに向き合わないと集まるわけないやん。
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